2014年02月09日

責任ある脱原発論を

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東京都知事選が終り、やはり予想通りの舛添氏の勝利で終りました。
今回、当所目玉と言われていた「細川・小泉元首相コンビ」は、不発のままでしたね。
マスコミは必死になって盛り上げようとしていましたが、やはり有権者はそんな手には乗らなかったようです。
残念ながら「郵政選挙」や「政権交代選挙」の時のような、マスコミの盛り上げで有権者が左右される時代は終わりました。
今回投票率が低かったのは残念ですが、東京都民が選んだ結果です。
これから東京オリンピックに向けて、都政をしっかりと行って欲しいですね。

細川&小泉氏が訴えていた「脱原発」も、残念ながら盛り上がりを見せませんでした。
しかし、多くの国民は「脱原発」を支持していると思います。
私も原発に寄る発電はリスクが高すぎると考えています。
即座に脱原発ではなく、将来的に脱原発に向けて、新たな資源エネルギーを確保する事が大事だと思います。

ただ、日本の原発技術は高く、その技術開発そのものは、今後も続けて行くべきだと思います。
今後、よりリスクの低く、低コストの原発が実現するかも知れません。
そのためにも技術開発は今後も進めるべきです。

今回、小泉氏の訴えた「脱原発」が響かなかったのは、未来へのビジョンが無かったからでしょう。
脱原発を唱えるのなら、ちゃんと代替のエネルギーを示さなければいけません。
しかし、小泉氏はそれを示さず、「いずれ日本の技術で新たなエネルギーが誕生する」と単なる期待感だけで脱原発を唱えました。
そんな無責任な期待感だけでは、誰も支持出来ません。

もし、小泉氏が「日本近海に眠っているメタンハイドレートを活用して原発を減らしていく」と訴えていたら、また違ったかも知れません。
今、最も実用に近いのがメタンハイドレート。
メタンハイドレートを理由に脱原発を唱えていたのなら、現実性があり有権者も耳を傾けたでしょう。
それも無く、脱原発を唱えても、ビジョン無き未来を唱えているように聞こえます。

脱原発を高らかに唱える声に多いのが、原発に代わるエネルギーが無い事です。
「自然エネルギーを使って」という声が多いですが、現実的に自然エネルギーだけで原発の代わりにはなりません。
脱原発は原発の代替エネルギーを確保してからです。
メタンハイドレートで発電が実現できれば、原発も縮小方向に向かうでしょう。

小泉氏や細川氏が脱原発を唱えるのなら、やはり代替エネルギーの実現性を示してから唱えてほしいです。
単なる期待感や憶測だけで、脱原発は唱えてほしくありません。
これで脱原発の発言を終わるのでは無く、代替エネルギーを含めて、脱原発論争を進めてほしいと思います。

東京都知事選は終わりました。
しかし原発の問題は終わっていません。
原発か脱原発かの極論では無く、日本のエネルギーの未来を見据えて、現実的な論争を望みます。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:12 | Comment(0) | 私の思うこと
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