2013年12月07日

時代を写すアルバム

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今、訳あって私の手元に、母のアルバムがある。
母は昭和5年生まれ、アルバムの写真は当然、そのほとんどが白黒です。
白黒と言うよりはセピアと言う方がしっくりくる。
古ぼけた写真が沢山貼られた、ボロボロになったアルバム。

私が生まれる前の時代から、私が生まれた頃の写真まで、まさに母の人生そのもののようなアルバム。
アルバムが送られて来た訳は、ひとつは古い写真を綺麗にしてほしいというもの。
母が幼い頃に撮った写真が、ボロボロになっていて、綺麗に出来るのならしてほしいと頼まれた。
まぁPhotoshopを使って、出来る範囲で綺麗にしたいと思っています。
もうひとつの理由は、また後日つぶやけたらつぶやきます。

アルバムを見ていて、自分が幼い頃の風景が沢山出て来ると、忘れてた記憶が蘇って来るようです。
そんなアルバムの中に、一枚の写真を見つけた。
昔ながらのボンネットバスが写っている。
私も幼い頃に、このバスに乗った記憶がある。
しかし、いつしかボンネットバスは無くなり、今主流のバスに変わって行った。

「となりのトトロ」で、さつきとめいがバス停でお父さんの帰りを待つシーンがあります。
そこへボンネットバスがやって来るのですが、まさにあのボンネットバスが、当時は走っていました。
そしてこれまた「となりのトトロ」で出て来た様に、バスには添乗員が居て、チケットを切っていました。
そんな時代を、この写真一枚から思い出しました。

私の故郷、奄美大島で交通の手段と言えば、バスしか無い。
今でこそ自家用車を持っているのが普通ですが、私が幼い頃は、自家用車はお金持ちしか持っていなかった。
だからバスは島の人々にとって、無くてはならない足だったのです。
そしてそれは今でも変わらない。
バスは島を日々巡っている。

昔の写真を眺めながら、昭和の時代の歌を聴いていると、とたんにその頃にタイムスリップします。
この当時があるから、今の自分がある。
そして今の自分があるから、子供達がいて、未来の子供達がある。
時代は小さな物語を、いくつも紡ぎながら、大きな流れとなって移り変わって行く。
人それぞれに生きた時代があり、人それぞれに小さな物語を生きている。

ひとつのアルバムのひとつの写真から、またも妄想が始まってしまいました(笑)
写真てやっぱり良いですね。
そしてアルバムって良いですね。
我が家の写真はMacの中ですが、いずれアルバムにしたいです。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:09 | Comment(0) | 日記
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