2011年12月13日

悲しみを背負ったまま

まだ21歳の若さで、最愛の母を亡くすという悲しみ。
単なる親子関係では無い、まさに一心同体と言っても過言ではない存在を亡くす悲しみ。
とても想像出来ません。
本当に辛く悲しい事だと思います。

そんな悲しみに浸る時間も無く、次の全日本選手権へ出場を決めた浅田真央選手。
並の人間なら立ち直る事すら出来ない悲しみ。
それでも前へと進むのは、彼女の心の強さと、お母さんの愛情の深さだと思います。
世界の大舞台で何度も演技してきた彼女の精神の強さ。
そしてそれを陰から支え続けた、お母さんの優しさ。
お母さんのためにも、氷上に立つ事を決めたのでしょう。

私たちには、華やかな一面しか見せないフィギアの世界。
私たちは浅田真央選手の、演技だけを観て喜んでいます。
突如現れた天才少女のような扱いで、そのまま世界のトップに登り詰めた感があります。
しかし、ここに来るまでは、本当にお母さんの愛情、そして支援が無ければ、今の浅田真央はいなかった。
まさしく二人三脚で歩んできた道だったのだと思います。

以前からお母さんの病状が悪い事を、全く触れないまま、試合へと出場し、インタビュー等も何一つ変らず受けていました。
それだけに、お母さんがそんな悪い病状だとは、私は全く知りませんでした。
試合で名古屋を離れる度に「これで最後かも知れない」と、覚悟をしていたと言うのですから、これまでの試合も本当に辛かったのでしょうね。
今回、試合を欠場して帰国した事は、残念ではありますが、当然の行動であったと思います。

お母さんの最後には間に合いませんでしたが、それもお母さんの気遣いだったのかも知れません。
最愛のお母さんの死を受け止め、乗り越えていくには、かなり長い時間を要すると思います。
代わりになれる人はいないのですから。
そんな中で試合に出場して、どれだけの結果を残せるかは解りません。
でも、結果では無く、出場する事に意味があるのだと思います。

「真央ちゃん頑張れ〜」と、大声で応援は出来ません。
あまりにも辛く悲しい状況で氷上に立つのですから。
でも、声に出さなくても、日本中が、いや世界中が応援していると思います。
悲しみを抱いたまま、最愛のお母さんを亡くした辛さのまま、ありのままの浅田真央で演技を見せてほしいです。

もうお母さんはいません。
でも、沢山のファンが見守っています。
決して一人ではありません。
お母さんも側で見守っています。

心のままに演技して下さい。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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