2011年10月21日

独裁者の最後

リビアのカダフィ大佐が拘束され、その直後に射殺されたようです。
拘束された時の映像や、画像がニュースで流れていましたが、まるで別人のような哀れな姿でした。
独裁者の哀れな最後ですね。
生け捕りにしようとしていたが、19歳の兵士が射殺してしまったようです。
「カダフィ大佐の顔を見たら、瞬間に引き金を引いてしまった」と話しているようで、憎しみの増幅による瞬発的な行動か?

中東の春と呼ばれた集会デモに応じず、自国民に対して銃口を向けた独裁者。
自国民を守るべき立場にありながら、守りたかったのは自分の地位と名誉、そして膨大な資産だったのでしょう。
外国人兵士を雇って、自国民を殺害するなんて、とても正気ではありません。
そりゃ〜誰だって思わず顔を見たら引き金を引いてしまいたくなるでしょう。

血まみれの紛争はこれで終りましたが、あまりにも犠牲が大きい。
そしてこれからがまた大変です。
これまでは独裁者に任されてた国家の運営を、ゼロからスタートさせなくてはいけないのです。
何もかもが初めての中で、国を建て直さなくてはならないのです。

今は打倒カダフィを達成して、歓喜の渦の国内ですが、今後は新たな争いが始まります。
誰がトップに立つのか?誰が国を動かすのか?
そして莫大なカダフィ大佐の資産をどうするのか?
石油の扱いをどうするのか?
問題は山積みです。

石油利権については、もうすでに国内外で動き始めている事でしょう。
これを機会にリビアに協力を持ちかけて、安くで石油を手に入れたいと考えている国は少なくないハズです。
日本もいち早くリビアに協力姿勢を示して、安定した石油を確保する努力をしなくてはいけません。
この手の動き、日本は本当に遅いですからね。

今回のカダフィ大佐の最後を見て、世界の独裁者・独裁国家はかなりビビっているのではないでしょうか?
国民のデモから始まった大きな渦は、一人の絶対的な独裁者を打ちのめしたのです。
これまでは考えられなかった事が、現実となって世界に配信されました。

また、独裁国家で無くても、世界中で今デモが繰り広げられています。
世界は大きく大きく揺れ動き出しました。
大きなうねりの中で、世界は変ろうとしている気がします。
このうねりの中で、日本はどう舵を取るのか?また取るべきか?
残念ながら全く見えてきません。

いち独裁者の最後。
ひとつの世界が終った瞬間のような気がしました。
これから新しい世界が始まろうとしているのかも知れません。
世界は大きなうねりの中で、新たな世界を見つけようと必死になるでしょう。
私たちの日本も、必死になりながら、世界の中で生き残らなくてはいけません。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと
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