2011年08月11日

震災を利用するな

東日本大震災発生から、早5ヶ月が経過しました。
未だに瓦礫の処理もままならぬ状態で、避難所生活を余儀なくされている被災者がいます。
そして原発事故で故郷を追われ、いつになったら帰れるのか解らぬまま、日常を送る家族がいます。
この5ヶ月間、政府はいったい何をしてきたのでしょう?
あまりにも無くしてしまったものが大きい5ヶ月のような気がします。

この未曾有の大震災を、まさに自身の延命に利用してきた菅総理。
一向に進まぬ復旧に、被災地の人はもちろん、日本全国民がイライラしているのを、あざ笑うかのように権力の座にしがみついてきました。
8月末を目処に退陣する意向を固めたようですが、この人の事ですから最後の最後まで信用できません。

今回の震災を利用してきたのは、何も菅総理だけではありません。
震災を己のアピールに利用したと思われるのが、SoftBankの孫正義氏です。
華々しく「100億円の義援金」と言うのをマスコミに向かって放ちました。
マスコミも当然それに食いつきます。
多くの日本人が「自分にできる事」のひとつとして、僅かな金額だけど・・・と義援金を寄付していた頃です。
その金額の凄さに、みんなビックリして絶賛した人も多かった。

しかし、私は最初からいい気はしていませんでした。
だって本当に支援したいのなら、わざわざマスコミに公表する必要はない。
マスコミに知られたとしても、堂々とインタビューを受けて、自分をアピールする必要なんて無い。
「売名行為」と言われても致し方ないと思います。

その後、100億円の義援金はどうなったのでしょうか?
あれだけ騒いだのに、全く報道されませんよね。
そして何故か、100億円の義援金は形を変えてしまったようです。
何でも支援団体の設立に変ったとか?
お金では無くて、支援団体の設立で支援するんだとか?
それなら最初からそうすれば良かったのでは?

孫氏のもう一つの売名行為が、菅総理が退陣の条件のひとつに掲げた「再生エネルギー法案」です。
原発事故が起きると、今まで推進の発言をしていたのが、一転「脱原発」を訴え、再生エネルギーを吠え始めました。
それに連動するように、菅総理の脱原発と再生エネルギー法案が出てきました。
この二人に共通しているもの、それは「自分のための行動」です。
「脱原発」「再生エネルギー」等、受入れやすい言葉を看板にして、さも自分が社会に貢献するように見せかけ、看板の裏では自分のために必死になっています。

これまで原発推進の考えだったのが、原発事故が起きたとたんに、突然に「脱原発」と叫ぶ。
これまで見向きもしていなかったのに、突然に「再生エネルギー」と叫び出す。
昔からの信念があって、これを押し進めるのなら解ります。
しかし、二人に共通しているのは、「今はこれがウケが良い」「これを利用すれば自分に都合が良い」という動きに見える事です。
菅総理は自分の人気取りに利用し、孫氏は自分の商売のために利用しています。
信念が無いのです。目先のおいしい話に飛びついているようにしか見えません。

東日本大震災発生から5ヶ月。
本当に必死に支援してきた人は、マスコミの表舞台になどは出ては来ません。
そんな時間など無いはずです。
地道な活動を続けている多くの人々がいるんです。
それが本当の復旧・復興の足がかりです。

がんばろう日本。
派手ではなくても一歩一歩頑張る。
それが大きな復興への力です。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/61550295
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック