2010年09月08日

音を楽しむ文化

今日は朝からどんよりとした曇り空でした。
台風の影響で、明け方には雨も降っていたようです。
お陰でいつもよりも、幾分か涼しい朝を迎えました。
台風の影響で大雨の被害があった地域もあったようですが、この猛暑の中、久々の雨の恵となったのではないでしょうか。

それにしても今年は本当に暑い。
いったいいつまでこの暑さが続くのでしょうか?
今日は過ごしやすかったけど、明日からまた猛暑が戻ってくるようです。

こんな暑さの中ですが、夜になると秋の虫の音が聞えるようになりました。
虫達も暑くてもちゃんと時期を解っているのですね。
まだまだ暑い夜ですが、虫の音を聞くと涼しさを感じられます。

秋の夜と言えば、満月のお月さまと虫の音が、私達日本人の脳裏には浮かびます。
しかし、この「虫の音を楽しむ」というのは、どうやら私達日本人だけの特有の文化のようです。
外国では「虫の音を楽しむ」と言う概念が無いらしい。
単なる雑音としか認識しないとか。

そう言えば、風鈴なんかも日本以外では無いですよね?
音を楽しむ文化と言えば、色んな楽器等がありますが、自然の奏でる音を楽しむ文化ってあまり無いのかも知れません。
私達日本には様々な自然の音を楽しむ文化があります。
虫の音もそうですが、ウグイスの鳴き声を楽しんだり、小川のせせらぎを楽しんだり。
季節ごとの音を楽しんできた文化だと言えるのかも知れませんね。

私達の住む日本は、四季がはっきりしていて、季節ごとの色・空気・匂い・音・湿度、様々な違いを楽しむ事が出来ます。
自然豊かな国だからこそ、色んな自然の楽しみ方が出来るようになったのでしょう。
音一つをとっても、春夏秋冬それぞれの音があります。
鳥のさえずりを聴けば春を想像し、蛙の鳴き声を聴けば梅雨を思い出し、蝉の鳴き声を聴けば夏空を思い浮かべ、虫の音を聴けば涼しい秋の夜をイメージします。
また、風の音を聴けば寒い北風の冬が甦る。

さらに地域ごとに、祭りなどによって、様々な音があるでしょう。
私はサンシンとチヂン(太鼓)の音で、故郷の奄美大島を思い出します。
同様に波の音を聴いても思い出す。
人それぞれ故郷の音と言うのもあるでしょうね。
日本中の「音」を集めてみると、なかなか面白いかも知れません。

私達の文化は自然の音まで楽しむことができる、素晴らしい文化だと思います。
でも、現代はその自然を楽しむ事を忘れている感じもしますね。
秋の夜、時にはテレビを消して、外の虫の音に耳を傾けてみるのも良いと思いますよ。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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