2010年05月17日

遅過ぎる対応

宮崎県の口蹄疫問題に関して、ようやく政府が重い腰を上げました。
被害は収まるどころか、拡大の一途を辿っており、殺処分の家畜は8万頭を越えたそうです。
そしてショッキングなのが、宮崎牛の種牛にも感染が確認され、ついに種牛も殺処分が決った。
種牛の中でもエリート種牛とされる数頭は、三日ほど前に別の施設に移動させていたので、何とかエリート種牛は生き延びましたが、もうこれはかなりのダメージです。

ここまで被害が拡大していながら、ようやく政府は対策本部を立上げました。
そして1000億を投じるんだとか。
この政府の動きに連動するかのように、突然ニュースで大きく取り上げられるようになりました。
これまで不気味な程に沈黙していたのに、政府の動きとピッタリ連動しているのは、あまりにもおかしいですよね。
噂では「報道規制がかかっている」との声もありますが、ここまで見事に連動していると、実際に規制をかけていたのはないでしょうか。

鳩山総理のぶら下がり発言にも、報道規制をかけていたようなニュアンスにとれる言葉があります。

===<産経ニュースWeb版より引用>==================================
「今、申し上げましたように農水省を中心に自衛隊、防衛省なども対応してまいりました。そのときにわれわれが考えてきたのは、これは現地もそうだが、いわゆる風評被害というものが、必要以上にさまざま、風評がたつと、そのことで、農家の方が大変困られるという状況があった。したがって政府として、それぞれ必要な対策を講じておりましたけれども、政府の対策本部という形で、立ち上げるのではなく、まずは関係の省庁の間の連絡会議で、十分にことを運んできたと思っています」
「ただ、やはり、ことの性格上なかなか万全を期していながら、感染が広がりを拡大をとめることができていない現実があります。したがって、風評の被害というもの以上に、正確に県民のみなさんがた、国民の皆さん方に事実を知っていただくことがより重要だという判断をいたしました。したがいまして、政府として対策本部を立ち上げることにいたしました」
====<引用終り>=================================

あまりにも遅過ぎる対応に、ネットでは「今ごろ?」「遅過ぎる!」という声が溢れています。
初動の段階で、もっと迅速に動いていれば、ここまで被害が広がる事は無かったでしょう。
そして県は発生当初から必死になって、政府に訴え続けていましたが、全く政府が対応してきませんでした。
その時は、マスコミは全く報道をしていません。

一番の問題とされている、赤松農林水産大臣のゴールデンウィークの外遊問題も、全く触れていません。
「ただ口蹄疫が広がって大変です」って、ただそれだけの報道です。
何故ここまで広がったのか?どうして予防する事が出来ないのか、全く問題の本質には触れていないのです。

今日はあの悪名高き「報道ステーション」でも、トップニュースで扱っていたので、「あぁ〜これで報道規制が完全に解かれたのだなぁ〜」って思ってしまいました。
それくらい政府の対応とマスコミの報道が、ドンピシャに合っているのです。
さらにこの問題の本質をごまかすような姿勢が見受けられました。
それは、10年前にも口蹄疫が発生したいた事へのコメント。
10年前は拡大防止に成功していますが、その時のウィルスと今のウィルスでは違う。という事を話しているのです。

まるで、今回の口蹄疫が今までのウィルスと違うので、ここまで感染が拡大した。と言わんばかりの報道です。
さらに10年前は族議員がいて、問題をいち早く捉えて動いたので、早く対処できた。と言っていました。
逆の言い方をすると、今は族議員もいなくてクリーンな政治だから、その分対応が遅れました。と言っているように聞えます。
族議員がいようがいまいが、地方からの切実な声に対応して、いち早く対策を打つのが政府でしょう。
それを放置して外遊に出かけたのは、いったいどこの誰ですか?
そのことを問題にしようとせず、今回の対応の遅れを誤魔化そうとしている魂胆がミエミエです。

本当に報道ステーションという番組は、最低の番組ですね。
事実を報道せず、自分たちの都合でねじ曲げて、結果的に違う印象を視聴者に植え付ける。
こんなマスコミだからこそ、民主党・鳩山政権が誕生し、全てが悪い方向に向かっているのです。
今、マスコミは鳩山総理を散々けなしていますが、あなた方が「政権交代」を押し進めて、国民を導いたのではないのですか?
自分たちで神輿を担いでおいて、使えないと解ったとたんに手のひらを返す手法は、見ていてとても不愉快です。

ようやく報道され始めた口蹄疫ですが、時既に遅しという感が否めません。
残念ながら、宮崎の畜産は壊滅的なダメージでしょう。
そしてこのダメージは、日本中に広がると思います。
再生にどれだけの年月とお金がかかるのか?全く先の見通しが立ちません。

初動から全く動かなかった政府。
そして緊急事態にも関わらず、外遊を強行した赤松大臣。
さらにはその事実をひた隠し、報道をさけてきたマスコミ。
みんな同罪です。あなた方の罪はとても大きい。
家畜の命を奪っただけでなく、生産者のこれまで築き上げてきた誇りを踏みにじり、明るい未来を奪いました。
この事は絶対に許してはなりません。

そして、一番大事な事。
それは被害に遭われた生産者や、関係者の方々の心のケアだと思います。
そうとう心労がたたり心が塞ぎ込んでいる事だと思います。
国が用意するお金は、ほとんど対策で消えて行くでしょう。
私たち日本国民の、真の支援が必要になってくると思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと
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