2009年10月15日

妖怪はそこにいる?

息子と風呂に入っている時、突然息子が「お父さん、妖怪いくつ知ってる?」と聞いてきた。
「妖怪」久しく聞いていなかった響きです。
「いくつ知ってる?」と聞かれ、なかなか名前が出てきませんでした。
名前が出てくるとしたら、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる、砂かけばばあやぬりかべくらいでした(笑)

しかし、昔は「妖怪が出るぞ」と大人に脅されて、夜道も怖い思いをしていた記憶があります。
現代はすっかり妖怪がいない世界になってしまいましたね。
やはり妖怪って心が豊かで無いと、存在しないものなのかも知れません。
現代は人の心が荒んでしまって、人そのものが妖怪化してしまっているのかも。

今どきの子供に、生きている間に悪い事したら、閻魔大王の前で鏡に全て映し出される。
ウソをついてもすぐに解るから、鬼に舌を引っこ抜かれる。
なんて話しても「そんなのウソだ〜」って笑われるのがオチでしょうか?
以前も似たようなつぶやきをした事があるのですが、今の子供達って怖い存在が無いんですよね。

昔は親も怖くて、教師も怖くて、近所のおっちゃんもじいちゃんも怖くて、子供にとって大人は逆らえない存在でした。
その上、妖怪という見えない存在を恐れていたのですから、子供は本当に弱い存在だったのです。
でも、だからこそ恐れを知り、強い心を持つようになり、大人として成長したように感じます。
今の子供は、怖いものを知らず、恐れるものが無いので、何かにつまずいた時、壁にぶつかった時に、簡単に心が折れてしまいます。

昔は村のおじいちゃん・おばあちゃんが、その地に伝わる昔話や伝説を子供達に語り伝えていたと思います。
子供達はそんな昔話の中から、恐れを知り、怖さを知り、自分の存在の弱さを知ります。
己の小ささを知るからこそ、大きくなろう、強くなろうと頑張ります。
「桃太郎」や「一寸法師」などの昔話には、そんなたくましさを育てる要素があります。

しかし、今は皆テレビでアニメばかりで、そのアニメも子供が強いものばかりです。
やはり「まんが日本昔ばなし」を是非とも復活させてほしいものです。
それと「世界名作劇場」も復活を望みます。

息子が何故急に妖怪の事を聞いてきたのか解りませんが、見えない存在を意識するというのは良い事だと思います。
最初から「そんなのはいない」とか「昔の話だ」とか、決めてしまわないで「どこかにいるのかも知れないね」と話すようにしています。
目に見えないけど、どこかにいる。そんな存在がいたら、やはり襟元を正すでしょう。
昔は「お天道さまが見ている」と言ったものです。
悪い事をすれば天罰が降りるのです。

これを機に、息子と妖怪の勉強でもしてみようかな(笑)
日本の妖怪という存在は、怖いものでもあるけど、どこかひょうきんでアートとしても捉える事ができると思います。
今度、図書館で妖怪の図鑑でも探してみよう。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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