2009年01月30日

クローンペットの誕生

一昔前、ルパン三世のアニメ映画で「ルパン三世 ルパンVS複製人間」というのがありました。
クローン技術を使った、ルパンのコピー人間が表れる内容のアニメ映画でした。
その頃は、アニメの中の想像の世界でしたが、今となってはそれも現実の世界になりつつあります。
今日のお昼に、頼まれていたビデオ→DVDの作業を行うのに、テレビの前でDVDを焼き続けていました。
焼いている間の時間が暇なので、テレビに切り替えながら作業をしていました。

お昼過ぎでちょうど「みのもんたのおもいっきりテレビ・・・だったっけ?」をやっていました。
その中で、アメリカで愛犬の死を悲しんで、クローンで愛犬を甦らせたという話題をやっていました。
何でも死んだ愛犬のDNAから、1,000万程かけてクローンを誕生させたらしいです。
飼い主は笑顔で喜んでいましたが、私は正直不気味さを感じました。

みのもんたさんも似たようなコメントをしていました。
こんな感じのコメントだったと思います。
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これが人間に応用されると、自分と同じ人間を簡単に作れてしまう。
自分の臓器が壊れた時に、クローンから臓器を取るなんて事になる。
ますます命の大切さを分からなくなる。
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いや〜同感ですね。
クローン技術と言うのは、諸刃の剣だと思います。
いくら見た目は同じの愛犬が甦ってきたとしても、魂までは同じではありません。
この飼い主は本当に悲しくて愛犬が戻ってきて嬉しいのかも知れませんが、中身は全く別の犬なのです。

命有るものいつかは命が尽きていきます。
早いか遅いかは、その生物・固有の特長・生命力の強さによりバラバラですが、命を全うするのが命を授かった者の宿命だと思います。
愛犬は命を授かってから、飼い主と出会い、飼い主と心を通わせ、命を全うして飼い主の元を去っていったのです。

生があって死がある。
生きると言う事は、単に固体として生きている訳ではないと思うのです。
様々な動植物と関わり、その環境で生かされ、生活を共にする家族やパートナーと巡り合い、思いを共にする友や人とと巡り合う。
様々な出来事に遭い、時に傷つき時に喜び、生きている事の喜びを感動として味わう。
だからこそ人は身体の成長の他に、心の成長をしていけるのだと思います。

クローン技術は言わば、形を忠実に再現したコピー技術です。
いくら同じ形の人間が造れたとしても、そこに魂はありません。
姿形は全く同じでも、育つ環境にとって全く別人になると言えるのではないでしょうか。
人は育った環境、境遇、食文化、民族文化によって、その人間性が確立されていくと思います。
これはペットであっても同じではないでしょうか。

クローン技術を使えば、例えば絶命した動物のDNAを使って、その動物を甦らせる事も夢ではないかも知れません。
マンモスを甦らせたり、映画ジュラシックパークのようにティラノサウルスを甦らせたりする事が、本当に可能な時代になったと言えます。
また絶滅しそうな動植物のDNAを今から採取しておけば、将来絶滅した物を甦らせる事ができます。
一見すると夢の有る素敵な技術のように思えますが、自然の摂理に反した行いですよね。

絶滅した動植物は、その環境に対応できず根絶していったのです。
その中には人間の乱獲等によるものもありますが、それを今さら復活させても何も意味もありません。
むしろそうならないように、今の絶滅寸前の動植物を守る事に全力を注がなくてはいけないのではないでしょうか。

クローン技術、素晴らしい技術であるからこそ、使いかたを間違えるととんでもない事になると思います。
命とは何か、生きるとは何か、技術面だけでなく精神面からも考えてこの技術を使わないといけないのでしょうね。
ペットを飼っている方々、あなたの愛するペットが死んだ時、クローン技術で甦らせたいと思いますか?
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 私の思うこと
この記事へのコメント
楽しいサイトですね。ファンになっちゃいました。価格比較に関する情報を載せたサイトを運営していますので、よかったら遊びにきてください
Posted by ぽん at 2009年02月03日 13:46
ぽんさん、コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します。
Posted by island at 2009年02月03日 14:45
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