2008年11月11日

田母神氏参考人招致に思う

田母神俊雄前航空幕僚長の国会での参考人招致がありましたが、見ていて物凄く不自然さを感じました。
冒頭で委員長が「決して本委員会は参考人の個人的見解を表明する場ではない。簡潔な答弁をお願いする」と言いましたが、これって完全に言論の自由を奪っていませんか?
それに国会議員の方々の質問も、最初から田母神氏の書いた論文が、全て間違いであるかのごとく質問攻めにしている感じを受けました。
私も論文を読みましたが、ここまで大問題として取り扱う事なのでしょうか?
そもそも、日本は侵略国家だと言うのなら、他の諸外国はどうなんですか?
今現在、チベットに侵攻してチベットを支配している中国は?
つい最近グルジアを攻めたロシアは?
テロとの戦いと称してイラクを攻めたアメリカは?
何故日本だけが60年前の戦争の事で、未だに「侵略国家」と言われなくてはならないのでしょうか?

決して戦争を肯定する訳でもありませんし、二度と戦争を起してはならないと言う事は、日本国として持ち続ける事はとても大事だと思います。
しかし、過去の戦争を十分に検証もしないで、侵略国家のレッテルを貼られ、それをまるで一生背負わされた十字架のごとく、日本国民が「日本は悪い国だ」と思いながら生きて行かなくてはならないのでしょうか?
戦争に至までの歴史や、戦後、アメリカが日本にどのような圧力をかけたのか、もっと日本国民が学ぶべきだと思います。
ただただ「日本は戦争をした悪い国」と教え込まれ、自分の国に誇りも愛国心も持てず、国家と言う意識も持てず、日本人でありながら日本を愛せない大人が増えている。
そのことを田母神氏は一番言いたかったのではないかと思います。

愛国心という言葉すら、そこから戦前の軍国主義に結びつけ、戦争に向かうと勝手に決めつけてる感じがします。
なぜ、日本だけが他国と同じように軍隊をもてないのですか?
自国を守るための軍事力を持つ事を許されないのですか?
本当にそれで、自国を守れるのですか?
国を守るという責任感と、矛盾する自衛隊の立場に、田母神氏も一石を投じたかったのではないでしょうか。

今回の田母神氏の論文騒動は、不気味なほどマスコミも政治家も、一斉に批判をしています。
しかしこれが全ての国民の意思でしょうか?
私はそうは思えません。何をそんなに騒いでいるのだろう?と思っている国民が大多数ではないでしょうか?
むしろマスコミが意図的に誘導して、「政府の歴史認識と違う危険な人物」というキャラに作り上げようと必死になっているように見えます。
何が問題なのか、田母神氏の論文全文を出して、きちっと「この部分が問題だ」と指摘したらいいのではないでしょうか。
単に一部分の「日本が侵略国家であったと言うのは濡れ衣だ」の部分だけを抜き取って、あたかも悪者のように扱っているのが、本当に滑稽にすら見えます。

本日の産経新聞には、田母神氏の論文が紹介されている本の広告として、一面で論文全文が紹介されていました。
産経新聞をお持ちの方は、是非読んで頂ければと思います。
こちらで見る事もできます。(PDF表示)

論文の全てが正しいとは言えないと思いますが、これを検証し議論することから始めるのが正しい事ではないでしょうか?
それも無しに全否定するのは、完全に言論の自由を奪っている行為です。
以前に「靖国」という映画が上映中止になった時に、「言論の自由」を高々と謳っていた人々は何故今回は沈黙しているのですか?
何故靖国の映画は問題とされなくて、今回の論文は問題になるのでしょう?
全く持っておかしな話です。

私も近代歴史を勉強した訳では無いので、これが正しいとも間違っているとも言えません。
しかし、議論も無しにいきなり全否定と言うのは、どう考えてもおかしな事です。
まるで触れてはいけない話題に触れられて、慌てて話題をそらそうとしているような、おどおどとした対応に見えてしまいます。

田母神氏は更迭され、退職に追い込まれ、まるで犯罪者のような扱いを受けていますが、歴史認識の問題として一石を投じた事は確かだと思います。
これまで漠然と「日本は戦争をした悪い国」と思っていた国民の中に、「まてよ、確かに日本ってどんな侵略をしたの?」「そんなに日本って悪い国だったの?」という疑問を持った人がいる事でしょう。
私たちはもっと自国の事について、自分たちで知る事をしていかなくては行けませんね。
戦争を肯定する訳では無いが、全て日本だけが悪いという考えもおかしいという事を、気付き自分の国に誇りを持たなくてはならないと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 私の思うこと
この記事へのコメント
全く全く仰るとおりです!
マスコミは、田母神氏が間違っていると頭から決め付けていますが、国民の考えはどうなんでしょう。
知人が送ってくれたインターネットのアンケートで、田母神論文を支持するかしないかと言うのがあったのですが、6割くらいが支持するでしたよ。
これを機会に、各マスコミは歴史学者を集めて大討論会を開けばいいと思います。歴史はそう簡単に裁けないし、光も影もあるのだから、大いに議論したらいいのに。
それにしても、今までの政治家や要人はすぐ反省していましたが、田母神氏は立派ですね。揺るぎなく堂々と自説を曲げない。多分、このままでは日本は危ない、若者に祖国に誇りを持って欲しいという切実な願いがあるからだと思います。
Posted by 春眠 at 2008年11月12日 10:09
春眠さん、今回のマスコミの対応と、与野党の国会議員の対応をみていると、本当に異様なものを感じます。
まるで何かに脅えているようなイメージさえ感じます。
なぜ「日本は侵略国家だったのか?」と疑問を投げかけ、それを議論する事がいけないことなのでしょう?
日本国民は全て「日本は侵略国家の悪い国」と思わないといけないのでしょうか?
全く持って馬鹿げています。
そうやって戦後教育を行ってきた結果が、今日の渾沌とした日本の姿ではないのでしょうか。
マスコミや政治家よりも、国民の方が冷静に判断していると思います。
田母神さん、今後も頑張って欲しいですね。
Posted by island at 2008年11月12日 23:29
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