2008年01月16日

新作「ラストスノーマン」

今年初めての新作です(^o^)
今回は月の真ん中で一作品できました。
このペースで描けるように今年は頑張ろう。

今回のイラストはちょっと季節を先取りして、冬の終り・春の訪れのイラストです。
今まで各季節のイラストを沢山描いていますが、ふと気がついたのは冬から春にかけてのイラストがあまり無い事。
どうしても冬と言うと、雪が降り積もった白銀の世界。
そして春と言うと、花が咲き誇った暖い陽気の世界。
このどちらかで描いていたので、冬が終りに近づき春の気配が漂う季節というのを、描いてみることにしました。

モチーフは雪だるま。
雪だるまと言うと冬のイメージですが、今回は溶けて消えゆく運命の雪だるまと、その雪だるまとの別れを惜しむ仔犬の設定です。
初めて冬を体験した仔犬が、雪だるまと友達になり、冬の間、雪だるまと楽しく過ごします。
しかし、春が近づくにつれ、雪だるまは痩せていき、次第に消えていくのです。
別れを寂しがる仔犬に、「また次の冬に会おうね」と約束して雪だるまは帰っていく。
そんな物語として描いてみました。

今回は色合いも、透明水彩のような柔らかい色合いで、それでいて濃淡のある彩りを表現してみました。
いままでのイラストを振り返ってみて、そしてネットで他の方々の絵を見て、やはりデジタルで描いていると、何となく薄っぺらい軽い感じがしていたのです。
単に色を濃くするのではなく、細かな濃淡の表現、そして微妙な色の変化を出す事で、今までと違う感じの色合いになった気がしています。

常に新しい表現、新しい手法を試みながら描いているのですが、まだまだ色んな人の絵を見て、刺激を受ける事がありそうです。
私なりの世界観で、でも、様々な表現で、私なりの絵を描いていきたいと思います。

080116.jpg

【ラストスノーマン】
一面の雪が溶け始め、春の足音が近づいて来ました。
丸々と太っていた雪だるまも、痩せてきてそろそろお別れの季節です。
お友達になった仔犬が淋しくてじっと見つめています。
また次の冬会えるから泣かないで。
そう約束して雪だるまは帰っていくのです。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 18:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 新作のお知らせ
この記事へのコメント
良いお話ですね〜。
ちょっとうるっと来てしまいました。

>デジタルで描いていると、何となく薄っぺらい軽い感じがしていたのです<
私の感覚としては、デジタルって無機質と言うかちょっと冷たい感じがありました。でも、どんどんislandさんの絵は手書きに近づいているように思います。「ラストスノーマン」も、水彩画風です。雪だるまのとけかかった状態は難しかったでしょうね。
Posted by 春眠 at 2008年01月17日 07:56
春眠さん、コメントありがとうございます(^o^)
以前pixivというイラストコミュニティサイトに登録してから、いろんな方の絵を拝見するようになりました。
そこで「あっいいなぁ〜」と思う絵は、やはり殆どが手描きの絵で、自分の絵と見比べた時にデジタルの弱さを感じました。
今回はその辺をかなり意識して描いたので、私もかなりアナログ感が出せたのではないかと思っています。
手描きだから良くて、デジタルだからダメというのでは無く、手描きの持つ温かさ、温もりみたいなものを、デジタルで表現できたら・・・と、思いながらいつも描いています。
このイラストもいずれは絵本にしたいですね。
Posted by island at 2008年01月17日 09:09
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