2006年11月09日

赤ちゃんを物みたいに扱うな

「赤ちゃんポスト」
ネットニュースの見出しを見て「なんだ?」と思い、覗いてみてビックリしました。
熊本の病院で、事情があって親が育てられない新生児を受け入れるために、赤ちゃんを受け入れるシステムを導入するらしいのです。

病院の窓を外部から開けられるようにした箱型の「ポスト」で、内部は保育器と同じ状態に保たれ、新生児が入れられるとナースステーションで警報が鳴る仕組みらしい。
これだけ見ると、いいことのように感じますが、誰が置いていったのかも分からないので、捨て子を助長することにもなりかねません。

病院側としては「あくまでも緊急措置で、捨ててもらうのが目的ではない。新生児の産み捨てや、不幸な中絶を少しでも減らしたい」と説明しているようですが、捨てやすくなるのは事実でしょうね。
子供を産んでも育てられない親がいるのは事実で、そのことにより捨てられ死亡したり、虐待を受けてしまう子供がいるのも事実です。
そんな幼い命を救うことができるという意味では、確かに効果的かも知れません。

産まれた子供の命を救うことにもなりますが、捨てた親には何も責任が無いのでしょうか。
誰が捨てたかも分からないのであれば、気軽に捨てる親が増える可能性は十分にあります。
誰だって子育ては不安だし、「自分に育てられるのか」と言う思いがあったり、苦悩はあるはずです。
でも捨てるのなら最初から産まないでほしいです。中絶は命を親の都合で勝手に奪う悲しい行為ですが、産まれた子供を捨てることは、もっと悲しい行為だと思います。

生まれてきた幼い子供の命を救うことは確かに大切です。
でもそのことで、「子供を産んでもいざとなれば捨てれる」なんて思いの親が増えるかも知れません。
私にとっては産まれた子供を捨てること自体が信じられないのですが、捨てることによって親が何も責められないのは納得がいきません。
せめて誰が捨てた子供なのか、それくらいは把握できるようにしてほしいです。
子供が育てられないのなら、ちゃんと名乗って誰かに育ててもらうべきです。
それくらいの責任は果たさないといけないと思います。

幼い赤ちゃんの命を救うことと同時に、捨てる親に対してきちんとお灸を据えることができるシステムにしてほしいものです。
しかし一番は子供を捨てるような親は、子供を産んではいけないってことだと思います。
可愛い我が子を捨てるなんて、私には信じられません。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/61548503
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック