2005年01月09日

お金の価値観

今日は朝から子供のおもちゃ修理で始まった。
昨年の夏に奄美に帰った時に、おばあちゃんが買ってくれたラジコンカーが動かなくなってしまったのである。

最初は電池切れだったので、電池を買ってきて入れ替えてみたのだが、全く動かない。
リモコン側も車本体側も新しい電池にしたのだが、全く動く気配がない。配線切れなどおこしていないか、バラしてみたのだが、特に切れている部分もない。

ラジコンの故障原因をネットで調べて、そこに載っている方法でいろいろ試してみたが、やはりどうにも動かない。
最終手段として、ハンダコテを持ってきて、電子部品のハンダ付けを再度行ったが、それでも無理だった。

修理に出す事も考えたが、おそらく新品買うのと同じくらいの費用かかるだろうから辞めました。
子供はちょっと残念そうにしていましたが、他にもおもちゃはいろいろあるので、特にこだわっている感じではありませんでした。

しかし、私が子供の頃は、ラジコンカーなんて欲しくても、絶対に買ってもらえませんでした。正確に言うと「買えなかった」と言うのが正しいと思います。
今でこそラジコンカーも、2〜3,000円から買えるようになりましたが、私が子供の頃は簡単に買える値段ではなかったと思います。それに、家が貧しかったので、どんなにねだっても買ってもらえませんでした。

昨年の夏に、奄美のおばあちゃんにもらった時に、私の弟も帰省していて2人で口を揃えて、「俺ら子供の時には絶対に買ってもらえんかったからな〜」と言いながら、子供のラジコンカーで遊んでいました。

子供と一緒におもちゃで遊ぶ時に、私がよく「子供の時にはこんなん買ってもらえんかったな〜」とよく言うので、子供も「お父さん子供の時、おもちゃ無かったの?」とよく聞きます。
「そうやで〜お金無かったから買ってもらえんかった」と言うと「お父さんかわいそう〜」と子供になだめられたりします(笑)

おばあちゃんというのは、孫にはめっぽうあまいようで、今年のお正月にも、お年玉を送ってきました。
おばあちゃんと、あばちゃん(私の姉)と、それぞれ5,000円も送ってきて、子供の卵形貯金箱には、初めてお札が入れられました。

その卵形貯金箱を夕食後に持ち出してきて、中身を取り出している我が子(卵が半分から割れていて、簡単に外れるのでセロテープで留めている)
貯金箱の中には、100円玉が2枚、10円玉が9枚、そして5,000円札が2枚入っています。
子供にはお札より、小銭の方が嬉しいようで、「ねぇこれでいくら〜」と聞いてきました。「全部で290円だよ。これだとトミカのミニカー1台しか買えないよ」と説明すると、「デカレンジャーのロボットは買えないの?」
どうもお札の方が価値が高いということを理解していないようで、「これなら買えるよ」とお札を渡しても、あまりお札には興味がないようでした。

私が冗談で「これ要らないならお父さんが貰うな〜」と、5,000円札を2枚取ると「うん、いいよ〜」と、あっさり・・・・思わず本当に貰おうかと一瞬思ってしまいました。
いやいかんいかん、子供にお金の大切さを教えようと「こっちの方が大切なんだよ、大事にしまっておきなさい」とお札を戻そうとすると、意外な一言が返ってきました。
「お父さん、ラジコンカー買って貰えなかったから、そのお金で買っていいよ」・・・・絶句の後、爆笑。
私があまりに、子供の頃におもちゃを買ってもらえなかったのを、子供に話していたので、子供から哀れみを受けていたのでしょうか。
気持ちだけ受け取って、ちゃんと貯金箱に戻してあげました。

しかし、今はまだお金の価値観がわかっていませんからね。
あと2〜3年もすれば、間違ってもこんなこと言わなくなるでしょう。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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