2004年03月29日

本当に必要だったのか?

5日程前に、六本木ヒルズの森ビルで悲痛な事故が起きました。
大型回転ドアに、6歳の子が頭を挟まれて死亡するという、とても信じられない事故でした。

いまだに責任の所在を巡って、ビル管理の森ビルと、回転ドアメーカーの三和シャッター工業で、責任のなすり合いをしているようです。

誰もが「安全」と思う場所。というより、「危険」なんてことが想像すらできない場所で、こんな事件が起きてしまったのですから、遺族の方の気持ちは例えようがないと思います。
もし、自分の子供がそんな事故にあったら・・・と考えただけでも、胸が引き裂かれる思いです。
心からお悔やみ申し上げます。

二度とこんな事故は起きてほしくはありませんが、どうしても疑問に思うことがあります。
こんな大きな回転ドアをつける必要があったのでしょうか?しかも自動の回転ドアを。
本来ドアというのは、人の動きに合わせて、人が自分で開けるか、自動でドアが開く物です。
しかし、この回転ドアは、回転しているところに、人間が合わせなくてはなりません。手動の回転ドアならまだしも、自動で回っているドアに、人が合わせて入るなんて、ナンセンスだと思うのです。

私の考えが古いのかも知れませんが、人を招き入れるための扉なのに、自分勝手に回っていて、「入りたきゃ、俺に合わせて入ってこい」みたいな感じがして、とても嫌なんです。

何故、こんな大きな回転自動ドアが必要なんでしょうか?解りません。
そりゃ〜、見た目には大きなドアが、自動で回っていて、カッコよく見えるかもしれません。
普通の人なら、多少戸惑いながらも、ドアをくぐることはできると思います。(でも絶対恐いと思う)
しかし、今回のような幼児や、御年寄り、さらには車イスの方などは、回転ドアのタイミングに合わせるなんて、とてもできることではないと思います。
他に入り口があるのかもしれませんが、通れる人と通れない(通るのが困難な)人がある入り口なんて、全くバリアフリーに反していると思います。

本当に必要な物なのか、自動で回る必要があるのか。そんなことを考えもしないで、ただ話題性だけで採用した気がしてなりません。
自動回転ドアを作ったメーカーも、それを採用した側も、自分たちの判断が、幼い人間の命を奪ったことを、もっと深く受け止めてほしいと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと
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