2019年07月23日

新作「神静誘刻(しんせいゆうこく)」

190723.jpg
【神静誘刻(しんせいゆうこく)】
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夏の黄昏時、富士が漆黒の影を縁取る。
一匹の雄鹿が神社に誘われるように現れました。
鳥居の向こうから呼ぶ声に導かれたのでしょうか。
静寂の中、無言の会話は涼風の夜を誘います。
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今月は今月の内に新作を発表できました(^^;)
先月分は7月に入ってからになってしまいましたからね。

今回の作品は、夏の夕暮れ時の富士山を描いています。
3年前の夏に、家族で旅行した静岡で見た富士山をイメージしました。
夕焼けにシルエットの富士山がとても美しかった。

富士山って何度見ても、その美しさと雄大さに、目を奪われてしまいます。
3年前の旅行で見たきり、富士山も見れていません。
また静岡行きたい。山梨も行きたい。そして長野にも。

行きたいところだらけですが、今年は北海道へ帰省するので、やっぱり無理ですね。
せめて作品にだけでも、富士山の記憶をと思い、今回のイラストが出来上がりました。
富士山の神秘的なイメージに合わせて、今回は神社の鳥居をチョイス。
やっぱり富士山と合いますよね。

夏の夕暮れ時って、一瞬時間が止まるような感覚に見舞われます。
それまで鳴いていた蝉や虫の音が消え、一瞬静寂が訪れる感覚。
でも、刻一刻と空や山や大地は、彩度を落としていく。

昼から夜へ、動から静へと、移り変わり行く僅かな時間。
そんな空気感も出したくて、牡鹿と鳥居を描きました。

私はこの夕暮れ時の移りゆく時間帯が大好きです。
できることならば、毎日でも西の空を眺めていたい。
でも、現実は最も忙しい時間です。
ご飯の準備したり、お風呂はいったり。
子供達の習い事の時間でもある(^^;)

そしてこの夕暮れ時は、季節によって、場所によって、またその日によって、彩りが違う。
故郷の奄美の夕暮れ時は、本当にダイナミックな彩りです。
でも、大和夕暮れ時は、少し落ち着いた彩り。
そして富士山を見た時の彩りも、また違った印象でした。

昨年のこの時期の作品が、ちょうど南国の夕焼けを描いています。
同じ夕暮れ時でも、全然印象が違うんですよね。
でも、どの夕暮れ時も好きです。

富士山の夕暮れ時、今度見れるのはいつだろう?
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 17:46 | Comment(0) | 新作のお知らせ
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