2018年12月11日

変わりゆく印刷の世界

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今年も、残すところ半月ほど。
振り返ってみると、3月までは死ぬような忙しさ。
4月からは突然仕事が空いて、夏までは比較的のんびりと。
そして秋になって再び忙しくなった。

今年は忙しい時期と、そうでない時期が、見事に分かれた一年でした。
仕事内容振り返ってみると、やはり印刷物の仕事は減っています。
これはどの印刷屋さんに聞いても同じ答え。
印刷の仕事自体が減っているのでしょうね。

昔は印刷って、かなり敷居が高い物でした。
印刷代も高かったし、ましてやカラー印刷なんて、とても高価な物だった。
新聞折り込みのチラシは、ほとんどが1色か2色でした。
カラーで印刷するのは、本当に大手の会社くらいでした。

しかし、今ではネット印刷が主流となり、カラー印刷も手頃にできる時代となった。
最近では、2色刷りとか3色刷りなんて、見かけなくなりました。
昔はインク代を抑えるために、2色・3色で多色的な見せ方をしていました。
でも、今は2色・3色で刷る方が割高になります。

カラー印刷も、昔は色校正をして、色味を確認してから本刷りをしていました。
ネット印刷が主流となった今は、いきなり本刷りです。
色校正も出来ますが、その分、時間とお金がかかります。

私もネット印刷を活用していますが、色味に関しては目をつぶっているのが現状です。
これは安価で済ませる以上は、致し方ありません。
色校正をして、しっかり色味を確認して印刷すれば、その分コストが上がります。
それに、その時間も取れないがの現状です。

美術品的な印刷物や、色味に敏感な内容であれば、やはり色校正をして、しっかり印刷する必要がある。
そうなると、ネット印刷では限界があります。
そこは本来の印刷を使って、しっかり印刷する方が良い。
早い話が使い分けになりますね。

ネット印刷だと、安価で早い。
でも、色味は保証できません。
現に、私も夏祭りのチラシとポスターを印刷したら、ポスターとチラシで、同じデータでありながら、色味がかなり異なりました。
同じデータでも、色味が異なってくるのが、ネット印刷のリスクです。

私が思うに、いろんなデータをまとめて印刷していると思う。
印刷部数が少ないと、部数の多い方の色合いに、合わせられてしまうのだと思う。
印刷って、A4ならA4で印刷している訳ではない。
大きな紙にたくさんの印刷物を入れて印刷し、最後にカットしている。

部数が少ないと、印刷機を回すだけ無駄になる。
そこで、部数の多い印刷物の端っこに、一緒にまとめて印刷するのだと思う。
そうなると、メインは部数の多い方になるから、色味も部数の多い方に合わせられる。
これはどうしようもない事ですよね。

印刷の世界は今、完全に二極化されています。
安価で色味にこだわらないカラー印刷。
色味にこだわり、厳密な色を求める高価な印刷。

印刷物の仕事が減っているのも、安価な印刷は自社で済ませてしまうからだと思う。
来年はもっと印刷の仕事減っていくかも知れません。
私の仕事も、もっと多方面に考えていかないといけないのでしょうね。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:23 | Comment(0) | 仕事
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