2018年08月03日

新作「魂が帰る刻-とき-」

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【魂が帰る刻-とき-】
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爆弾を抱えて敵艦に落ちゆく零戦。
愛する者を、祖国を護るため、散りゆく若き命。
生きたい気持ちを押し殺し、空へと舞い上がる。
最期を悟った時、心は愛する郷へ飛ぶ。
生きるべき命、生かされなかった命。
刹那に生きた若き魂は、日の丸と永遠に生きる。
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新作のお知らせです。
5日前に新作発表したばかりですが、今回はアニマルシリーズ以外の新作です。
アニマルシリーズ以外では、1年ぶりくらいの新作ではないでしょうか?
こちらはPainterで描いていた作品。

もう随分と前から手がけていた作品です。
少しずつ、空いた時間で仕上げていました。
これまでの作風とは、若干異なる作風です。
戦争を題材にしている時点で、今までに無い作品ですね。

でも、ずっと前から描いてみたかった題材です。
頭の中で、もやもやとしたイメージはあったのですが、ようやく形にすることができました。
神風特攻隊を描いてみたいと思っていたので、形にできて嬉しく思います。

題材がとてもヘビーですが、なるべく重くならないように心がけました。
神風特攻隊を賞賛しているわけでも、否定しているわけでもありません。
ただ、その当時、特攻を命じられた、若き英霊の気持ちになって描いてみました。

国を護りたい、愛する人や家族を護りたい。
それは、きっと誰しもが思っていた気持ちだと思います。
日本が劣勢となった時、突破口として特攻隊が出てきたのでしょう。
最初は本当に、国を護りたい一心で、行われたのだと思います。

しかし、それが効果を上げると、特攻隊が攻撃の常套手段になっていく。
お国のために死ぬのが当然という空気が漂っていく。
誰だって死にたくはなかったはず。

最初は効果的だった特攻も、次第に効かなくなっていった。
それもそのはず、重たい爆弾を抱えて敵艦に突っ込むのです。
動きが鈍くなり、自由に飛べない。
相手に見つかり、砲弾を浴びれば、その場で無駄死にです。

死ななくても良かった若き命が、本当にたくさん失われていった。
一体どんな気持ちで飛び立っていったのだろうと思うと、胸が締め付けられる思いです。
もし、自分がその立場に立ったら・・・愛する家族のために飛び立つのでしょう。
そうせざる得ない時代だったのです。

誰を責めるわけでも無い。
ただただ、若くして散っていった英霊たちに、心から敬意を表したい。
そして、せめて魂だけでも、愛する家族や恋人の元へ帰って欲しいと願う。

私たちは、特攻隊を良きこととも、悪しきこととも捉えずに、実際にあったこととして、冷静に考えるべきだと思う。
もちろん戦争は良いことでは無い。
だが、戦わなければ、そこには敗北が待っていた。
そんな中で、国を護るために、多くの若者が散っていった。
国を護るという気持ちに感謝して、私たちの心の中で英霊たちを生かさなければならない。

二度と戦争を起こしたくないからこそ、あの大戦を振り返り、心に刻まなければいけません。
間も無く終戦記念日がやってきます。
犠牲者の鎮魂はもちろんですが、英霊たちへの鎮魂も忘れずに。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 22:53 | Comment(0) | 新作のお知らせ
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