2017年11月04日

難しい事件だと思う

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【上を向いて】

テレビでは連日、この話題が取り上げられている。
9人を殺害し、死体をクーラーボックスで保管していた事件。
わずか2ヶ月と言う短期間で9人もの人を殺害したと思われる白石容疑者。
稀に見る殺人事件。

しかし、今回のこの事件、現代ならではの事件だと思う。
白石容疑者は自殺志願者をSNSで探していたと思われる。
自殺志願者であれば、殺人を犯しても、「自殺を手伝った」と言い訳ができる。
それを利用していて殺人をしていたと思われる。

白石容疑者は、twitterで「首吊り師」というアカウントを作っていた。
そして自殺願望者を引きつけていたようです。
さらには別のアカウント「死にたい」を作っていた。

つまりは自分自身を、自殺志願者と、それを支える首吊り師のアカウントで、立場を利用していたと思われる。
死にたいと言う言葉で、同じ気持ちの人物を誘い、そのまま首吊り師のアカウントで、巧みに誘い出す。
そして自分の部屋に誘い込み、殺人を働く。

ただ難しいのが、ここで「殺人」と立件できるか?と言うこと。
確かに9人の遺体が発見されたのは事実。
しかし、白石容疑者が殺人を犯したと言う証拠はない。

自殺志願者を誘い出している以上、「自殺を見守った」と言われれば、それを覆す証拠が乏しい。
最初の女性と、その交際相手の男性へは、本人も殺害を認めている。
しかし、それ以降の被害者に対しては、どこまで殺人を迫れるか?

自殺志願者を募った今回の事件。
もしかすると本当に自殺を手伝ったこともあるかもしれない。
もしくは、自殺できないからと頼まれたかもしれない。
殺人を立件できるか否かで、今回の事件は大きく立場を変える。

私個人の見方としては、恐らく白石容疑者は、殺人を犯していると思う。
問題は被害者がそれを望んでいたのかどうか。
白石容疑者に殺されることを望んでいたのか?

自殺志願者を言葉匠に呼び出し、自分の部屋におびき寄せ、本人の意思とは関わらずに殺害に至ったのでは?
私個人としてはそんな気がしてならない。
自殺志願者と言えども、単に死にたいわけではなかろう。
よくわからないが、死に方の美学みたいなのが、自殺志願者にもある気がする。
そうでなければ、すぐにでも自殺しているだろう。

どのように死ぬのか?それを探し求めているのが、自殺志願者なのだろう。
それを巧みに利用したのが、今回の事件だと思います。
だからこそ殺人の立件が難しい。

自殺はあくまでも自ら命を絶つ行為。
よくわからないが、誰かに息の根を止められるのは違う気がする。
私は自殺を絶対に肯定しない。
自ら命を絶つのは、自分自身を殺害する行為。
絶対に許せない行為だと思う。

しかし、それでも生きる道を見出せず命を絶つ人もいる。
そんな人が最後に選択する死に方。
それを見ず知らずの人物に託すだろうか?
そう考えると、白石容疑者は自殺志願者の心理を利用して、殺人を犯していたのでは?と思ってしまう。

自殺は絶対にダメです。
誰も幸せにはなりません。
自殺は自分を殺す行為です。
そして自身と関わった人々を不幸にする行為です。

生きるのが嫌になったら、死んだつもりで、別の道を探して歩きましょう。
全く違う場所で、違う人として生きてみるのも良いかもしれません。

とにかく、今、嫌で嫌で仕方ない世界があるとしたら、それはほんの一握りの世界です。
まだまだ知らない世界が沢山あります。
そして、あなたが輝ける世界が沢山あります。
そのことを、あなたは知らないだけなのです。

自殺志願者がいることから、今回の事件は始まっている。
本来なら、そんな人々を救うためのSNSでなくてはならない。
しかし、残念ながら、それを利用して、自分の願望に使う者がいる。

便利なネット社会。
しかし使い方次第では、取り返しのつかないことになる。
どんなに便利なものでも、使い方次第では利益にもなれば、凶器にもなる。
SNSは人を死に追いやる可能性も秘めている。
その一方で、救われる人も大勢いる。

最終的にはやはり使う人のモラルの問題になる。
そして使う人の自己責任となります。
そのことを肝に命じて、使うことが大事ですね。
できれば学校でも、SNSと道徳を合体させた授業などもやってほしいと思います。

今宵は何やら真面目なつぶやきになりました。
人は皆弱いです。気持ちが落ち込み、回復できないと、最悪自殺を考える人もいる。
私も偉そうなことは言える立場ではありません。
ただ生きていれば、いつかは「生きてて良かった」と思える日が来る。
それだけは言えると思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:50 | Comment(0) | 私の思うこと
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