2017年02月15日

北朝鮮はどこへ向かうのか

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【写真は産経ニュースWeb版から http://www.sankei.com/world/news/170216/wor1702160006-n1.html

まるで映画のような事件が起きる。
北朝鮮の金正恩の実の兄、金正男氏が暗殺された。
しかも白昼堂々、それも人が多い空港で。

なんでわざわざ目立つように暗殺をしたのか?
そして暗殺を企てたのは、北朝鮮の実力者である金正恩であろう。
他に暗殺を仕掛ける必要性のある組織はないに等しい。

白昼堂々、目立つように暗殺をしたのは、おそらく見せしめだと思う。
北朝鮮を捨て、他の国に亡命した元幹部などに対する見せしめ。
そして、亡命計画を企てているかも知れない、現行の幹部への見せしめ。
「逆らうとお前らもこうだぞ」そう言いたいのでしょう。

金正男氏は、北朝鮮の次期後継者が誰になるのか、騒がれていた時点で「自分は興味が無い」と話していた。
そしてその言葉通り、三男の正恩氏が後継者となった。
普通なら後継者が決まれば、それで終わるはずである。
何も身内に手をかける必要性は無い。

しかし、それでも金正恩が手を下したとなれば、やはりかなりの危機感を感じていたのだろう。
これまでも多くの側近たちが粛清され処刑されている。
少しでも怪しいと思えば、なりふり構わず排除しているのだろう。

以前処刑された張成沢氏は、金正男氏と密接な仲だったと言われている。
張成沢氏が処刑された時から、金正男氏の暗殺計画もあったと囁かれている。
つまりは金正恩氏からすれば、金正男氏を少しでも頼りにされることが、あってはならないのでしょう。
ほんの些細なことでも、権力崩壊につながる可能性があるものは、すべて排除する。

本人に全くその気が無くても、0.1%でも可能性があると思えば、その芽を摘む。
まさしく独裁権力者の恐怖政治そのものです。

果たしてこのやり方で国が持つのでしょうか?
恐怖におののき、権力者の顔色を伺いながら、日々を過ごす。
こんな国が発展などするわけがありません。

強いリーダーシップは必要ですが、独裁者とリーダーシップは違います。
逆に言えば、強いリーダーシップを発揮できなから、粛清という恐怖で、自分の権威を守ろうとする。
粛清の恐怖から解き放たれた時、多くの幹部は裏切ることでしょう。

アメリカがトランプ大統領になったことで、北朝鮮問題も動きがあるかも知れません。
これまで弱腰で、全く動かなかったアメリカが、北朝鮮に対して動きを見せる可能性がある。
上辺では平和的な動きを見せるかも知れないが、水面下では違う動きも有り得る。

今回の金正男氏暗殺事件が、これからの北朝鮮を大きく変える可能性もある。
自身を守ろうとする行為が、逆に自らを追い詰めている金正恩氏。
トランプ大統領の登場。
大きく世界が動きだす可能性がありますね。

日本は拉致問題を抱えています。
世界が動きだす時、日本も動かなくてはなりません。
そこには覚悟を必要とする場合もある。
拉致被害者救出のために、私たち国民も考えましょう。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:26 | Comment(0) | 私の思うこと
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