2016年05月20日

殺人事件が基地問題へとすり替わる

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【写真はWikipediaから】

沖縄でまた、悲劇が起きてしまいました。

まだ20歳の女性が命を奪われてしまいました。
容疑者として浮上したのが、元アメリカ軍関係者の男性。
死体遺棄容疑で逮捕され、概ね認めているようです。
そして殺害に関してもほのめかしている。

沖縄ではず〜っと、アメリカ基地関係者による、沖縄県民への犯罪が問題視されている。
特に女性に対しての犯罪は多く、これが基地問題とも複雑に絡み合っている。
しかし、今回の事件をそのまま「基地問題」とするのは、あまりにも短絡すぎると思う。
マスコミは確実にその方向に持って行こうとしているが。

そもそも、なぜ米軍基地が沖縄にあるのか?を考えなくてはいけない。
何も起こらない平和な地球であれば、基地なんて必要ない。
そんな状況で「基地はいらない。アメリカ出て行け!」というのならわかる。

しかし、現状で中国が東シナ海や南シナ海でやりたい放題。
さらに北朝鮮が核開発を進めている中で、韓国との有事もありうる。
その状況を見て、ロシアだっていつ行動を起こすかわからない。

そんな中でアメリカ軍が撤退したらどうなるのか?
沖縄米軍基地と犯罪は分けて考える必要がある。
国防の問題と個人の犯罪を一色単にして、「基地はいらない」と叫ぶのは、「木を見て森を見ず」だと思う。

もちろん被害者の家族の方々や、沖縄県民の怒りや悲しみは当然である。
被告の罪は大きく、許されることは無い。
アメリカ人であろうと日本人であろうと、同様に罰せられるべきです。

「基地なんて要らない。米軍基地は出て行け!」
そう叫ぶ方々に聞きたい。
東アジアの状況からみて、残念ながら沖縄に米軍基地は必要です。
米軍基地を無くすには、日本が戦える国になる必要があります。
それを受け入れる覚悟はありますか?

現状でも日々、尖閣諸島に中国船がやってきています。
虎視眈々と尖閣諸島だけでなく、沖縄も狙っています。
その状況で、どのようにして日本は防衛をするのですか?
憲法9条だけで、中国の侵略を防げますか?

自国の領土は自国で守る。
それが普通の国です。
普通のことができないのが今の日本です。
だから米軍基地が置かれている。

アメリカに出て行ってもらうのなら、今の自衛隊のままでは戦えません。
そのことは中国がよくわかっています。
だから尖閣諸島に船を出してきているのです。

米軍基地の無い沖縄は理想です。
でも、現状をよく見ましょう。
理想にたどり着くには、現実から目をそむけてはいけません。
今まで通り、アメリカの核の下で守ってもらうのか?
それとも自衛隊を国防軍にして、戦える日本として、自国で守るのか。
現実を見て考えることが大事です。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:49 | Comment(0) | 私の思うこと
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