2015年05月15日

世界平和への道

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安保関連法案の閣議決定が行われ、国会での審議が始まります。
昨年の集団的自衛権の解釈変更から、一気に安全保障への意識改革が進んでいる気がします。
ある人は「戦争に突き進んでいる」と言う。
またある人は「ようやく世界標準になりつつある」と言う。

今回の安保関連法案は、中身が難しいと言われている。
正直、政治家の中でも、全て理解している人は僅かとも言われている。
そしてテレビでも「しっかり審議して、国民に理解を求める事が必要。」と話す。
この安保関連法案に反対する政党は「戦争法案」等と言う政党もあり、頭から「悪い事」と決めつけています。

私達日本人は、とにかく「戦争」という言葉に、良くも悪くも敏感です。
争いごとを望まない日本人の気質と、敗戦後の平和絶対主義とも言える教育で、「とにかく絶対戦争だけは嫌だ」と思う人が多い。
私だって戦争なんて嫌だし、誰だって戦争なんてしたくない。

しかし、軍事=戦争という単純な方程式で考えて来た人が多い気がします。
私も一昔前までは、軍事を増強すれば戦争になる。なんて考えていました。
でも、それならば、世界中戦争だらけのハズですよね。
だって、どこの国でも軍隊を持っていて、世界中で紛争は起きているのですから。

記憶に新しい、クリミア情勢から今のウクライナ情勢。
軍事的にぶつかっているけど、紛争であり戦争では無い。
そして今の時代、どこまでが紛争で、どこからが戦争なのか、またテロと戦争の違いは?
過去の戦争とは大きく違って来ている。
だからこそ、安保関連法案が必要となっているのでしょう。

私個人的には、安保関連法案だけでなく、いずれは自衛隊は国防軍にすべきだと考えています。
そうしないと、自衛隊は動きが取れません。
また、アメリカと対等の国防軍にならないと、真の日米同盟は出来ないと思います。

とかく「戦争に突き進んでいる」と不安を煽る人は、中国や北朝鮮の軍事的圧力を、全く無視しています。
すぐに「話し合いで解決する努力が必要」「外交努力で十分に対応できる」と言います。
それなら、これまでに解決していたでしょう。
外交とは仲良く握手する事ではない。
左手で握手を交わしながら、右手で背後にある武器をちらつかせる。
「話し合いで決着しなければ、こちらとしては戦う用意がある。」という姿勢を見せなければならない。
それが世界の外交なのです。

日本が敗戦後、どこからも侵略されずに、一見平和に見える状態を保って来たのは、やはりアメリカというバックがあったから。
よく言われる「核の傘」で護られて来たから。
沖縄の米軍基地問題も、安全保障の事を全くすっぽ抜かして話しが進んでいる。
米軍基地が嫌なら、自衛隊を国防軍にして、配備するしかない。
だからこそ、今回の安保関連法案も必要なのです。

反対する人達は、現状を全く見ない。
理想だけで物事を判断する。
だれだって戦争は嫌だし、軍事力なんて無くて済むのならその方が良い。
しかしそうはなっていない世界の現状をよく見る必要がある。

憲法9条が大事だと言うのなら、あなた方がその憲法9条の素晴らしさを、世界中に広めて回ってください。
世界中が憲法9条の信念を受け入れて、武装を排除して、他国への圧力をやめ、全て話し合いで解決出来るのなら、私達日本国も同じ事が出来ます。

現状の平和は、軍事力のバランスで保たれている。
戦争を仕掛けられないために、軍事を保つ必要がある。
真の平和を求めるためには、そのプロセスで通らねばならない道がある。
その道は険しく、足下も悪く、命の危険さえある。
しかし、その道を通らずに、その先にある平和だけを夢見ていても、現実は何も変わらない。

平和とは数々の犠牲の上に、成り立っている事から目をそらしてはいけません。
その平和のために、命をかけて、国を護って来られた先人がいる事を忘れてはいけません。
口先だけでいくら「平和」と唱えても、真の平和は訪れない。
理想だけで物事を語るのは止めましょう。
現状の中から解決策を見出す努力の積み重ねが、平和への道なのです。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:39 | Comment(0) | 私の思うこと
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