2014年09月24日

子供達を守れない社会

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神戸の女児行方不明事件が、最悪の結末を迎えてしまいました。
何とか無事に見つかってほしいと願っていましたが、無惨にもバラバラの遺体となって発見された。
すぐに容疑者が特定され逮捕されました。
逮捕までが早かった事は良かったが、女児はもう戻らぬ人となってしまった。

この手の事件が後を絶たない。
そしてどうしてもニュースを、別世界の出来事として見ている自分がいる。
他人事では無い、いつ我が身に降り掛かるか解らない。

どうしてこんな社会になったのか?
子供達は元気に外で遊ぶ事も難しい社会。
「知らない人に声をかけられたら逃げなさい」
そう教えるしかない社会になってしまった。

息子が小学校に入った時。
もう9年程前になる。
その時に、息子が学校から貰って来た「いかのおすし」というプリントに衝撃を受けた。
「いかのおすし」は、子供達に知らない人に声をかけられたりした時に、行動を促すプリントの内容。

●いか いかない(知らない人についていかない)
●の のらない(知らない人の車に乗らない)
●お おおきな声で呼ぶ
●す すぐ逃げる
●し しらせる(何かあったらすぐ知らせる)

これを子供達に教えるためのプリント。
正直、こんな事を子供に教えなくてはならないのか。とビックリした。
本来は子供達を守るのが、社会の役目であり大人の努めである。
しかし、子供達自身に身を守る術を教えなくてはならない。
その事実にショックを受けたのを、今でも覚えています。

しかし、現実として、私に子供達を守れるのか?
四六時中、子供達に寄り添う事等不可能です。
今はこの「いかのおすし」で子供自らが注意するしか出来ない。
何とも虚しい社会です。

昔は地域そのものが、大きな家族のようなものだった。
「○○さん家の△△ちゃん」と、誰もが知っているような仲だった。
しかし、今は地域の繋がりも薄れ、どこにどんな人が住んでいるのかも解らない。

以前に盲導犬が刺された事件でもつぶやきましたが、やはり心の弱い者が増えているのだろうか。
本来は守ってあげる存在である、幼い子供達。
その子供達に危害を加えるというのは、自分よりも弱い者に手を出す事で、自分自身の存在価値を守ろうとしているのか。
また、弱い子供に手を出す事で、自分が大人である事を認めさせようとしているのか。
いずれにしても、やはり心の弱さの現れだと思う。

犯罪者から子供達を守らなければならない。
しかし、現実問題として、子供達を家の中に閉じ込めておく訳にはいかない。
親がずっと付き添って子供を遊ばせる事も不可能に近い。
今出来る事は、子供達に自衛を促す事と、地域で少しでもパトロールを強化する事。

そして何よりも犯罪者を生み出さない社会を作らないといけないと思います。
強い心の人間を育てる社会にしていかないといけない。
私自身も決して心の強い人間では無い。
しかし、「強くありたい」と願っている。
強い心であるために、日々自分自身と戦っている。

やはり根本は教育だと思います。
敗戦後の間違った教育が、今のこの社会を生み出しています。
社会よりも個人、責任の無き自由、競争よりも平等。
敗戦後の教育は、まさしく弱い心の人間を育てるための教育。
教育を根本からやり直す必要があると思います。

未来の日本。
子供達がおおらかなに遊び、それを大人が見守る社会が実現できるように。
今から教育の根本を見つめ直す事が大切だと思う。
そして、それまでは「いかのおすし」で、子供達自身で身を守る事を教えるしかありません。

最後になりましたが、生田美玲ちゃんのご冥福をお祈りいたします。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:55 | Comment(0) | 私の思うこと
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