2014年09月11日

テロ撲滅は新たな憎しみを生む

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今日は9月11日。
いわゆる9.11です。
2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロの日。
もう13年前になるんですね。

今でも記憶に残っている。
真夜中に飛び込んで来たニュースだった。
たまたまテレビを点けた嫁さんが、仕事部屋に居る私に「何か大変な事が起きているみたい」と言って来た。
テレビを見ると、貿易センタービルから煙が上がっている映像が飛び込んで来た。

最初は単なる飛行機事故だと思ったが、その後、飛行機が突っ込んで来たテロである事が解った。
そして二つ目の飛行機が突っ込んだ。
あまりにも衝撃的な映像だった。
真夜中に目にした映像。
これは映画じゃないのか!?と何度も何度も自分に問いかけた。

「これから世界はどうなるのだろ」
そんな漠然とした不安の中、眠りについた事を覚えている。
テロとの戦いを唱えたアメリカは、テロを撲滅させるどころか、ますますテロを活発化させたのではないか。
憎しみによる暴力行為は、再び憎しみを生み、さらなる暴力行為を生む。
憎しみの負の連鎖は断ち切れない。

テロの背景にあるものは何か?
決してテロは許される行為ではない。
しかし、テロをもくろむ人々の背景には何があるのか?
それをひもとかないままに、テロを無理矢理武力で鎮圧しても、そこには新たな憎しみしか残らない。

私達は常々、テロは悪い事だから、テロを行う人は悪い人と認識している。
確かにテロは悪い事だ。何しろ何の関係もない人を、巻き込んでしまう。
たまたまそこに居合わせただけの人の命をいとも簡単に奪ってしまう。
こんな行為は絶対に許されるハズが無いし、許してはいけない。

しかし、そのテロを企てる人々の背景には何があるのだろうか?
誰も好き好んで人を殺害している訳でない。
ましてや自爆テロの場合もある。誰しも自ら死にたくは無い。
テロの場合は、自分たちの考えや意見を知ってもらうための手段である事が多い。

テロリストと呼ばれる人々は、みな全員極悪党なのだろうか?
テロと言う手段に出ているだけで、彼らもまた普通の人間であると思う。
テロ=悪で、テロリストを叩きのめすのが正義という、単純な発想では、この憎しみの戦いは終わらない。
しかしテロ行為は決して許される行為ではない。

文化の違い、宗教の違い、民族の違い、思想の違い。
そこに格差と貧困が加わって、複雑に事情が絡み合い、問題が深刻化していく。
互いに認め合えないから、暴力で解決しようとする。
暴力で鎮圧すれば、そこには憎しみの種がまかれる。
憎しみの種は、やがて芽を出し、新たな暴力を生む。

違いを認め合った上で、互いを尊重するしかない。
話し合いの中で、何とか道を探る努力を双方がするしかない。
それが出来ないから、テロと言う愚かな行為に走ってしまう。

あの忌まわしい同時多発テロから13年。
アメリカはテロと戦って来たが、むしろテロは増えている。
もうアメリカは戦う意義さえ、戦う意味さえ解らなくなっているのではないか?
戦う前に、相手の事をよく理解し、こちらの事も理解してもらうのが先。
もういい加減負の連鎖は断ち切りましょう。

あの9.11から13年。
テロは許される事も無いのは確かです。
しかし、テロを単に憎むのでは無く、その背景にある物は何かをもっと考えるべきですね。
難しい問題ですが、そこから目を背けてもいけないと思います。
何事も正義と悪に、単純に分ける事は出来ません。

今夜は難しいつぶやきになってしまった。
自分でもよく解らない(@@;)
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:53 | Comment(0) | 私の思うこと
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