2014年08月12日

安全な空の旅を

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今日のTVニュース見て「もうそんなになるのか」と感じた。
日航機墜落事故からもう29年になるんですね。
坂本九さんも犠牲者になってしまった、この日航機墜落事故。
未だ明確な事故原因は解っていないようです。

なぜ、御巣鷹山に墜落したのか?
素人の頭で考えても、まだ海の上の方が不時着しやすいと思う。
おそらく操縦不能になってしまったのか?

この事故が起きた時、私はちょうど奄美大島に帰省していました。
確か就職して初めての帰省の時だったと思います。
まだ19歳の若かりし頃。(あぁ〜あの頃に戻りたい)

事故の一報を故郷の奄美大島で見た。
やはりショックだった。
お盆休みで、皆が飛行機を使っている時期。
私も当然飛行機に乗って奄美に帰省していました。

初めての帰省。
奄美を離れて約4ヶ月半。
ホームシックもあって出来れば戻りたく無い。
そこにこの事故。
正直「戻りたくない」という気持ちが強かったのを覚えています。

当時の奄美〜大阪間の飛行機は、今の様にジェット機ではなく、YS11のプロペラ機でした。
実はジェット機よりもプロペラ機の方が、安全性が高いし、YS11は日本製の飛行機で、とても安全性が高い飛行機でした。
しかし、当時はそんな事知らない。
それに、プロペラ機はとにかく揺れる。

ジェット機は高度10000m付近を飛びます。
しかしプロペラ機は約5〜6000m。
ジェット機は気象の変化に左右され難いが、プロペラ機は高度が低いので、もろに影響を受ける。
そのため、本当によく揺れました。

ただでさえ、揺れて怖かったプロペラ機。
そこにこの墜落事故です。
帰りは本当に怖くて怖くて、ひたすら無事に着く事を祈っていました。
できれば戻りたく無かったのが本音です。

あれからもう29年も経つのですね。
その間に、日本の航空会社は安全性を高める努力をして来たと思います。
その結果として、同じような悲惨な事故は起きていない。
日本以外の航空機が日本の空港で事故を起こした事はあるが、日本の航空会社の大事故は無い。

最近は低価格の航空会社が出て来ていますが、やはり安全面だけは絶対に守ってほしいですね。
二度とこんな事故が起こらない様に、しっかり安全は確保して欲しいです。
その上でコストを下げる努力をして欲しいと思います。

さらには、飛行機本体も国産に切り替えて欲しいですね。
いつまでもアメリカのボーイングばかり飛ばしていないで、日本企業の飛行機を飛ばしましょう。
安全面でも燃費面でも、絶対に日本国産機の方が良いと思います。
今は三菱リージョナルジェットが、初の国産ジェット機MRJを完成させていよいよ空に飛び立ちます。
また、ホンダは小型ジェット機の販売を開始しています。

敗戦後、日本の飛行機開発はアメリカによって中止させられ、その多くの技術者は車へと流れた。
今、世界で日本車が大きなシェアを占めるのもうなずけます。
戦時中の零戦の飛行機技術は、世界を驚かせました。
その技術は敗戦後、車は鉄道に流れました。
しかし、今再び日本の技術で、日本製の飛行機が大空を飛ぶ時代がやって来ました。

MRJに続いて、どんどん日本国産機が生まれて欲しいですね。
空の旅を快適で安全なものにするためにも、メイド・イン・ジャパンが必要です。
そしてより安全性を高めるために、29年前の日航機墜落事故の原因の究明も必要です。
もう二度と犠牲者を出してはいけません。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:17 | Comment(8) | 私の思うこと
この記事へのコメント
しつこくお邪魔してスミマセン。お化け話も飛行機も大好きなもんで、つい・・・。
飛行機事故というと日航ジャンボ機しか話題になりませんが、
遡ると結構あるんですよね。世の人々はもう忘れてしまったのでしょうか?
思い出すのは昭和57年2月9日。羽田沖で「逆噴射」と「機長、何するんですか!」
が流行語にもなった。
その前日の2月8日にはホテルニュージャパンの火災で33人が亡くなるという、
2日続きだったので、よく覚えているのです。

日航のDC-8はよく落ちました。ニューデリーでモスクワで、クアラルンプールでも墜落した。
国内では1966年が飛行機事故の当たり年でした。まず2月4日に、
札幌発羽田行きの全日空B727が東京湾に墜落して全員死亡。結局原因不明。
翌月の4日にはBOAC英国航空B707が富士山上空で乱気流に巻き込まれて空中分解。
すると翌日には香港発羽田経由バンクーバー行きカナダ太平洋航空DC-8が濃霧の中、
羽田に強行着陸しようとして大破。

昭和47年頃には北海道で東亜国内航空のYS-11「ばんだい号」が山に衝突でしたっけ?
そして7月末には雫石事故が発生。札幌発羽田行き全日空B727が空自F86と空中衝突。
現場は凄惨極まりなく、現場付近の道を夜、車で走っていると、ドーン!という爆発音や、
「ギャアーッ」という悲鳴が聞こえて来ると噂になったものでした。
今でも全国最強の心霊スポットらしいです。

飛行機の話をしてんだか、お化けの話なんだか分からなくなりましたが(笑)、
羽田空港の格納庫にもよく出たそうです。整備士が全てのチェックを終えて、
機体から出ようとすると、前方に明かりが見える。
「おかしいなあ、消した筈なんだが・・・」
とコクピットのほうへ歩いて行くと、スチュワーデスが一人、佇んでいるではないか。
当時の整備場は女人禁制。スチュワーデスがこんな場所にいるはずがない。
「おい、何やってんだ!」と近づくとスーッと消えた。
整備士が機体を降りて機体番号(JA8031とかある)を見ると、
それは墜落事故で亡くなったスチュワーデスの棺を運んで来た機体だったそうな・・・。
科学の最先端の航空機に幽霊が出る。何とも不可思議というか、
いくら科学が進んでも人の心や魂というものは変わらないんだな・・・と思いますね。

MRJ、実はウチの弟がこの会社の一員で手がけておりまして、
なんせ国産旅客機だのと言っても、その部品の70%は海外製ですから、
とても純国産などとは呼べた代物ではなく、英米仏などの海外メーカーとの折衝や、
調整などに手間取り相当、苦労しているとのことです。
すでに当初の予定からは4年も遅れていますからね。
何としても来春には初飛行を成功させないと、
そして500機以上は売らないと、採算が取れません。
182機しか造れなかったYSの二の舞いだけは何としても避けなければいけません。
わが「航空日本」の威信がかかっているだけに、祈るような気持ちです。




Posted by 流星 at 2014年08月16日 04:06
流星さん、飛行機にも詳しいんですね。
日航機墜落事故以外にも、そんなに事故があった事は知りませんでした。
逆噴射は私も記憶に残っています。
1966年が飛行機事故の当たり年だったなんて、私の生まれた年じゃないですか(笑)
私の記憶の中で、日航機墜落事故以外、あまり記憶にないと言うのは、それだけ安全性が高まったからだと思いますが、それまでの間に、沢山の事故があって、安全性を高めていったのでしょうね。

MRJに弟さんが関わっておられるのですか。
部品の70%が海外製と言うのは知りませんでした。
コスト面の問題で日本製が使えないのでしょうか?
MRJには大きな期待がかかっていますから、是非成功させてほしいです。
Posted by island(ふくはらしゅんじ) at 2014年08月16日 08:36
昭和40年当時でさえ「飛行機は一番安全な乗り物だ」と言われていたものでした。
尤も、飛行機に乗れる人なんて当時は滅多にいませんでしたけどね。
日航ジャンボ機事故ばかりが大きく報道されますが、それ以外にも様々な事故があり、
鉄道事故や海難事故だって大勢の犠牲者を出していますよね。
やはり忘れてはいけないと思うのですが、それらの事故で犠牲になった方々のご遺族は、
ジャンボ機事故のことばかりクローズアップされて、どんな心境なのだろう?
―と思う時があります。

ちなみに民間機と軍用機では造り方などの要領が全く異なるそうです。
日本は軍用機の製造に関しては、ゼロ戦に代表されるように数々の実績がある。
しかし、民間機に関してはYS-11ぐらいしかない。
しかも部品の半分以上を海外に頼るとなれば、その辺のノウハウの蓄積がなかった。
日本のメーカーには、まだまだ造れない高度な部品が沢山あるそうです。

ちなみに最新鋭のB787はボーイング社製ですが、部品の35%は日本製ですよね。
準国産機と言ってもいい。炭素繊維のカーボンなどは東レでしか造れないとか。
主翼は三菱重工製ですし、B747を改造したドリームリフターという、
ツチノコのお化けみたいなジャンボ機が時々、セントレア中部国際空港にやって来ては、
シアトル郊外のボーイング工場に運んでいます。日本の技術、大したものです。


Posted by 流星 at 2014年08月17日 01:32
流星さん、軍用機と民間機に関して、そんなに違いがあるんですね。
素人感覚だと、同じ飛行機だから・・・と思ってしまうのですが、車でもスピードを競うスポーツカーとバスでは違いますからね。

日本のメーカーにはまだまだ作れない部品があるとは知りませんでした。
そりゃ〜今まで飛行機を作って来なかったんですから、部品も作る必要は無かったわけで、部品技術は遅れをとっているのでしょうね。

しかし、ボーイングの部品にはかなりの日本製が使われている訳で、これから国産機を増やして行く事で、作れなかった部品も作れる様になって行く事でしょう。
車のように日本製の飛行機が、世界の空を飛び回る日が来て欲しいものです。
Posted by island(ふくはらしゅんじ) at 2014年08月17日 08:17
そうですね、車だって乗用車とトラックとでは月とスッポン、
「トラックは物がよければ充分だが、乗用車は夢を感じさせなければいけない」
と、どこかで聞いたことがあります。
いすゞは乗用車から撤退したし、日野もトラックなどしか造ってないし、
かといってホンダやスズキはトラックやバスなんか造ってないですものね。
無論、造ろうと思えば造れないことはないでしょうけど、採算が取れるかどうか。

飛行機は戦後7年間、日本は開発も研究も禁じられたために、
欧米に大きく水を開けられてしまったのが大きいですよね。
ゼロ戦に怯えたアメリカが、「日本人にはたとえ紙飛行機のオモチャでも、
飛行機を造らせてはならない!」と、その間にジェット機の時代となった。
次期ステルス戦闘機「心神」も完成すれば、F35なんか目じゃないそうですが、
中国や韓国よりも、一番神経を尖らせているのはアメリカでしょうね。

YSも完成当初は雨漏りはするわ、操縦性も最悪で使い物にならなかったとか。
血の滲むような苦労の末に苦労を重ねて、「名機」と呼ばれるまでになった。
いま関東地区では土曜の深夜、テレビ朝日で「日本流」という番組があって、
つい観てしまうのですが、細かい所までとことんこだわる物作りのお家芸は、
外国人には決して真似ができないんだとか。改めて日本て凄い国なんだな・・・と、
感心させられます。なのに日々の生活をしていると、特に政治なんか見てると、
「日本て、なんでこんなに駄目な国なんだろう?」と腹の立つことばかり。
ふくはら様はそんな気持ちになることはありませんか?
なんか愚痴みたいになってスミマセン。

Posted by 流星 at 2014年08月18日 02:30
流星さん、おっしゃるとおり、日本って素晴らしいと思う反面、政治家の愚行やマスコミの偏った報道など、見ていると日本って・・・と思う事しばしばです。
モノづくりやサービス面など、日本人の培ってきたDNAが、まだまだ残っている部分がある一方。
政治やマスコミの世界では、日本人の精神とは思えない事が、まかり通っています。
私はやはり敗戦後の教育が一番問題なんだと思います。

モノづくりの精神やサービスの精神は、本来日本人が持っている「人様のために」という想いが受け継がれていると思う。
その一方で、敗戦後の教育で、「平和・平等・自由」が「言葉だけの平和・出来ない者に標準を合わせる平等・責任を伴わない自由」の社会を作って来ました。

「愛国心」という言葉だけで、すぐに戦争に結びつけて来た社会が、つい最近までありました。
「己の事よりも公を大事にする」この精神は、戦前の日本なら当然の事だったハズです。
ところが敗戦後の妙な平等や自由によって、「自分が良ければそれで良い」という日本人が増えてしまった気がします。

責任を取らない大人が増えてしまったのも、敗戦後の教育が大きく影響していると思います。
そんな中でも、素晴らしいと思える日本人が居るのは、本来日本人が培って来たDNAが家庭教育の中で受け継がれているからだと思います。

飛行機の話から大きく外れてしまいましたが、日本のモノづくりや技術が素晴らしいのは、自分のためでなく「人様のために」という想いが込められているからだと思います。
Posted by island(ふくはらしゅんじ) at 2014年08月18日 09:14
本当にその通りだなあ・・・と、しみじみ思います。おっしゃる通りです。
私の父は生前、
「戦後の日本を駄目にしたのは社会党、共産党、日教組と朝日新聞だ!」
とよく言っていました。子供の頃の私には、「???」でしたが・・・。
父の弟(叔父)は徴兵されて予科練で終戦。戦後は日教組教師になり、
左に急旋回してしまいました。右の父と左の叔父とで、
いつも言い争っていたのが記憶に残っています。もう2人共この世にいません。
この前、春眠さんのオススメで映画「永遠の0」を観て、
もう「あの戦争」を知る人は本当に少なくなってしまったんだなあ・・・と、
改めて思った次第です。



Posted by 流星 at 2014年08月20日 05:35
流星さん、お父様とおじ様、右と左で論争していたんですね。
論争できる環境だったのは、ある意味幸せだったのでしょうね。
お互いの思想をぶつけ合えるのですから。
つい最近まで、少しでも「愛国心」なる言葉を出せば右翼扱いされてきたのが日本の敗戦後でした。
あまりにも左に寄り過ぎて、今、右に戻しつつあるのが現状だと思います。
永遠の0観られたのですか。私も観たいと思いながら、まだ観れていません。
映画という形ででも、あの戦争を残して行く事は大事だと思います。
Posted by island(ふくはらしゅんじ) at 2014年08月20日 09:18
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