2020年11月02日

大阪都構想住民投票否決に思う

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昨夜のテレビは「大阪都構想住民投票」で持ちきりでした。
最後まで賛成・反対が拮抗して開票率97%になって、ようやく反対多数が出て否決が確定しました。
これで2回目の住民投票も否決され、大阪都構想は完全に消えてしまいました。

やはり「大阪市が無くなる」と言う寂しさが反対票につながったのでしょうか?
なんとなく中身で議論されていなくて、感情的な気持ちで投票していた市民が多いように見受けられました。
とは言え住民が選んだ結果です。
今後大阪市が良くなるか悪くなるのかも、大阪市民が選んだ結果なのです。

日本人って現状維持を好む民族だと思います。
何かを変えようと思った時、そこに少しでもリスクがあると変えたがらない。
それは大阪都構想に限った話ではなく、自治体やPTAのような任意団体でも同じ。
何かを変えようと思うと、かなりのエネルギーがいる。

加えて、変化を好まない人が多い。
現状維持であれば、最低限今のまま。
これ以上悪くならないのであれば、今のままで良い。
変える事で良くなると言われても、リスクがあればそれを避けたい。

大阪都構想は大阪市民にとって、生活に直結する問題だったと思う。
今のままで良いのか、それともリスクを取ってでも、新しい大阪を作るのか。
自分の生活に直結している問題だと、現状維持を望む声が多くなるのでしょう。
それでも、ほぼ半々だったと言う事は、変革を望んだ声も多かったと言う事、
つまり、現状に不満を持っていたり、新しい大阪を望んだ人も多いと言う事です。

大阪都構想が否決されたからと言っても、それは現状の大阪市で良いと言うことではない。
より良い大阪市にするためには、今回賛成した人々の意見を取り入れて、未来志向を持たないといけないと思う。

変えて行くと言う事は、本当に難しい事だと思います。
しかし時代の流れとともに、変えていかなければならないことも多い。
また変えてはならないものもある。
変えるべきもの、変えてはならぬもの。
そこはしっかり見極めなければなりません。

現状維持を望むのは、私も同じです。
今の生活を保ちたい。
でも、より良い生活を望むのなら、自ら何かを変える必要がある。
変わっていかなければならない。

日本という国も、変わらなければいけない時に来ている気がします。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:13 | Comment(0) | 私の思うこと