2020年05月25日

ネット世界も実名にすべきでは

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【写真は産経ニュースWeb版から】

若き女子プロレスラーが自ら命を絶ちました。
木村花さん、享年22歳です。

私は木村花さんの事は知りませんでした。
そしてテラスハウスという番組に出演していたことも。
テラスハウスも見た事がありません。

テラスハウスは、男女6人が、共同生活を送る中で、状況の変化を伝える番組。
早い話が、若い男女がそれぞれに惹かれあったり、そこでカップルになったり別れたり。
ドラマではない、現実の世界の人間ドキュメンタリーらしい。
見ていないからわからないけど。

その中で繰り広げられる、恋愛のストーリーに、同世代の女の子はときめくのでしょうね。
そこに自身の気持ちを入れ込んで、番組を見ているのだと思います。
だからこそ、そこで気に入らない人がいると、その人を許せなくなる。

木村花さんは、まさしくその「許せない人」になってしまったようです。
番組の中で、いい感じになっていた男性がいたが、徐々に気持ちが離れて行く。
その中で、ある事件をきっかけに、木村さんが男性に暴言を吐く。

その後、番組を見た視聴者から、木村さんのSNSに誹謗中傷が始まったようです。
連日続く誹謗中傷、耐えきれなくなってしまったのでしょう。
また、自粛要請中という事も災いしたと思う。
プロレスもできない状態で、家に閉じこもって、SNSに目を通していたのかも。

以前からSNSでの誹謗中傷は問題になっていた。
特に芸能人や有名な人への、バッシングや時に殺害予告のような脅迫めいた内容もある。
SNSだと人格が変わってしまうのでしょうか?

今回の木村さんの訃報を受け、SNSでの過激な誹謗中傷は、取締りの対象になって行くかも知れません。
自由な空間であるネット社会。
誰もが、自由に自分のアカウントを持ち、自由に自分の考えややりたい事を発信できる。
Facebook、Twitter、YouTube、instagramなどなど。
うまく使えば、本当に有効活用できるツールです。

しかし使い方を間違えれば、今回のような悲劇を生んでしまう。
自ら発信する人は、ほぼほぼ実名で発信する。
Facebookは基本実名です。Twitterやinstagramも、有名人は実名です。
それは、自分を売り込むための手段である以上、致し方ありません。

ところが、そこに匿名で書き込みをする人がいる。
Twitterはかなり匿名が多い気がしています。
そして匿名の場合、言葉が荒かったり、攻撃的なコメントが多い気がします。

FacebookよりもTwitterの方が荒れるのも、匿名が多いからではないでしょうか。
人は自分の素顔を出していると、言えない事も、素性を隠す事で言いたい放題になってしまうのかも知れない。
素顔を出して実名で出る以上は、自分の発言や行動に責任を持つ。
しかし、匿名で素性がわからなければ、何を言ってもどこの誰だかわからない。
本当はアカウントを辿れば、バレてしまうんですけどね。
だから殺害予告をした人は、ネット上でも逮捕されてしまう。

そろそろこのネット上での匿名って考えた方が良いのかも知れません。
ネット上であろうと、自分の発言には責任を持つべきです。
ネット上だからと、好き勝手言って良いわけではない。
面と向かって言えない事を、ネットで言い逃げするのは卑怯だと思います。

誰かに対して、自分の意見をぶつける時は、自分自身も素性を明らかにすべきです。
SNSの負の部分ばかりがクローズアップされがちですが、助け合いや協力し合うなど、素晴らしい効果もたくさんあります。
やはり使い方なんだと思います。
包丁を持たせると、美味しい料理を作る人もいれば、それで人を刺してしまう人もいる。

誰でも使えるネット、誰でも使えるSNSだからこそ、自分の発信に責任を持つ実名にすべきではないでしょうか。
最後になってしまいましたが、木村花さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
辛かったですよね。悲しかったですよね。ゆっくりと休んでください。

こんな悲劇を二度と生み出さないように、私たちがこの社会を変えて行かなくてはいけません。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:51 | Comment(0) | 私の思うこと