2019年06月22日

厳しい現実の練成会

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【小さな剣士の卵たちが体験していました】

今日は剣道の錬成会で、五條まで足を伸ばして来ました。
奈良県外からもたくさんの道場が参加する錬成会です。
昨年から始まりましたが、今年も多くの道場が参加していました。

アリーナに入ると、看板が目に付きました。
剣道体験の看板です。
この錬成会に合わせて、体験会を開催したようです。

おそらく兄弟などで、一緒に来ている未就学の子を対象にしたのでしょう。
きっと時間を持て余すでしょうし、とても良い企画だと思います。
それに看板を見て笑ってしまった。

今カップヌードルのCMで流れている「HUNGRYワンピース ゾロ編」のイラストが。
「もしワンピースのメンバーが高校生だったら」という事で、剣道のシーンが流れている。
我が家の娘たちも、このCMが流れる度に反応しています(笑)

さて、練成会の内容ですが、とても良かったと思います。
やはり他道場の子達と、試合をするのは、とても刺激になる。
次女にとっては、辛い一面もあったけど、これからの剣道に生かされると思います。

午前中は低学年の部で試合をしていた次女。
同学年の子であれば、「負けない」という気持ちがあるのか?
今日も負けることはなく、6試合をこなして、1引き分け以外は勝利しました。

ご機嫌でお昼ご飯を食べて、今度は午後からの部。
メンバーチェンジが行われて、次女はなんと高学年の部へ。
それでもやる気満々で準備へと走っていった。

最初の相手はこの練成会を開いた五條の剣道クラブさん。
次女は先鋒で出場。
相手の名前を見ると、なんとこのクラブのエース級の相手。
いろんな大会で入賞もしている。

「秒殺されるかも」と思っていたが、意外にも相手に食いつき、なかなか勝負がつかない。
引き分けに終わるかと思ったが、一瞬の隙を突かれて面を決められた。
その後時間が来て、1本負けを喫した次女。

「悔し泣きしているかも」と私が言うと、他のお母さん方は「まさか」と反応した。
しかし案の定悔し涙を流している次女。
そしてなかなか泣き止まない。

座って応援するように先生に言われて、座ったが肩がヒクヒクしていて、泣いているのが一目でわかる(笑)
きっと本人は勝つもりだったのだと思う。
負けてしまった悔しさで、涙が止まらなかったのでしょう。
以前も似たような事がありました。
試合が終わっても、30分ほど泣き止まなかった。

今回も泣き止む事なく、そのまま次の試合へ。
泣きながら試合をして、今度は次女らしくない試合で2本負け。
「気持ちを切り替えろ」と先生に注意され、また悔しくて涙(笑)

その後も、背の高い相手と対戦したり。
何しろ高学年の部なので、体も大きいし当たりも強い。
きっと次女にとってはカルチャーショックだったのでしょうね。

しかしそんな中でも、1本勝ちした試合もありました。
泣きながらも意地だけは強い次女。
ようやく泣き止むかと思っていたのですが、最後の試合で最大の山場が。

相手は次女と背丈はそんなに変わらない。
しかし男の子で、とにかく当たりが強い。
きっと力も強いのだと思う。

何度も押されて引き下がってしまう次女。
それでも、必死で食らいつき試合をする。
「きっとボロボロ泣いているだろう」と思いながら見ていた。

すると一気に押されて、私達のところへと二人で雪崩れ込んできた。
そのまま押し倒されて、私達の方を向いて、ちょこんと正座したような形で座り込んだ次女。
もうすでに顔は泣いてボロボロ。
完全に戦意喪失。

「もう嫌だ」と言うように、首を横に振った次女。
それでも私が「このまま辞めたら負けだぞ」と言い。
さらに他のお母さんがたからも、「頑張って」と応援されて、何とか復活。
でも、やっぱり負けてしまいました。

これまでは同学年の子や、高学年でも同じ道場の子としか戦っていません。
初めて、他道場の高学年チームと戦い、試合の厳しさを身体で持って体験した次女。
ボロボロになった試合でしたが、本人にとっては、とても貴重な体験だったと思います。

負けん気の強い次女。
「剣道では負けない」と言う気持ちも強いのだと思う。
同じ道場内であれば、6年生とも引き分ける事が多い。
だからこそ「勝てる」と思っていたのでしょう。

しかし、現実の厳しさに打ち負かされた次女。
まさしくカップヌードルのCMの主人公の気持ちだと思います。
「もう負けねえから」
そんな気持ちになって、再び稽古に打ち込んで欲しいと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:32 | Comment(0) | 日記