2019年06月12日

近年のネット炎上に思う

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「炎上」
ネットを使っている人なら、知っている言葉だと思います。
有名人や著名人などの投稿内容に、批判的な意見が集まって、さらに批判に対して批判して、互いにヒートアップしていく。
以前は有名人のブログやツイッターなどが多かった。

しかし最近は違う形での炎上もあるようです。
先日見たのは阪急電車の中吊り広告の炎上ニュース。
広告の内容に、批判的な内容が寄せられて、中吊り広告を取りやめた。

最初はよほど酷い広告内容なのか?と思っていた。
ところがそうではない。
この広告は、様々な分野で働いている人々の、言葉を広告として使ったもの。
その職業ならではの言葉があり、中には感動的なものもある。

なぜその広告が批判されたのか?
一つの広告が槍玉に挙げられた。

「毎月50万円もらって毎日生き甲斐のない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか。研究機関 研究者/80代」

この内容が叩かれているようです。
月30万という数字に、「こんなにも貰えない」とか「上から目線だ」とか、とにかく批判されているようです。
たまたま50万と30万という数字ですが、言いたいことは、多額のお金をもらっても、やり甲斐がないよりは、少ないお金でもやり甲斐のある方が良い。と言っているだけの事です。

なんだか最近のネットって、何かを批判して満足している人が多いような気がします。
そりゃ〜私だって、批判的な意見をここでつぶやく事もあります。
でも、炎上している内容って、ただただ「気に入らない」的な物が多いように感じる。

人それぞれなので、同じ物を見ても良いと思う人と、嫌だと思う人がいるでしょう。
しかし、肯定的な人は外に向かって発信はしない。
否定的な人は、外に向かって批判の発信をする。
そしてそれに乗っかって批判が広がり、いつの間にか炎上状態なる。

そうなると、企業側や自治体などは、その内容を撤回することになる。
今回の広告なんて、賛否両論で、中には「勇気付けられた」と感じている人もいる。
残念ながら、肯定的な意見は届かないけど、批判的な意見はストレートに届いてくる。

発信する側も、批判的な意見だけが全てと判断せずに、信念を持って発信して欲しいと思います。
批判されても、自分たちの信念を伝えて、簡単に屈しないで欲しい。
ちょっとした事でも、言葉狩りのようになって、世の中が萎縮しているように感じます。

誰かを批判するのは簡単です。
しかし、批判するだけではなく、自分の意見や対案を見せるべきです。
そうなって初めて議論が成り立つ。

最近のこの手の内容は、一方的に批判して終わり。
批判された側も、取り下げて終わり。
これで良いのでしょうか?

ネットは使い方で、良い効果も悪い効果も生み出します。
感情をありのままにネットに吐き出すのはやめましょう。
私も気をつけて発信していきたいと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:25 | Comment(0) | 私の思うこと