2018年01月23日

25年前のグラフィックデザイナーの必需品

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Amazonで注文した商品が届いた。
これを見て「おぉ〜懐かしい〜」って思った方は、私と同年代か年上。
さらにグラフィックデザイン関係に関わっていた方。
他にも使い道はあったのかも知れませんが、おそらく印刷関係で使っていたのが多いと思う。

実はこれ、シール剥がしに使う溶解液。
手前の三角形のものが、それを入れて使うディスペンサー。
以前から欲しかったんです。

今からもう25年程前。
まだパソコンを使ったDTPになる前の時代。
これとスプレーのりは、グラフィックデザイナーに欠かせない道具でした。
まだ版下と呼ばれる、紙でデザインをしていた時代です。

当時は版下に、写植と呼ばれる文字専門業者が打ち出した、印画紙を貼り付けていました。
写真はアタリとしてスペースだけ指示。
色はC100% M50% Y10% K0%と印刷のはんの色味を指定。

これを製版に出して、印刷用の版を作ります。
そして色校正を出して初めて、全体の色が見えてくる。
つまり制作時は、自分の頭の中で色をイメージして作るのです。

当然修正が必要となれば、版下で貼り付けた印画紙を剥がして、修正したものを再度はる。
この時に、剥がしたのりが版下に残る。
それを拭き取るために、この溶解液とディスペンサーが必須だったのです。

今では完全にデジタル化されたグラフィックデザイン業界。
スプレーのりを使うことは、まずありません。
でも、日常ではテープ剥がしが必要なことは多々ある。

これまでも市販のテープ剥がしを使ってきましたが、どうも使い勝手が悪い。
一番嫌なのは、テープ剥がしの匂い。
結構匂いがきつくて、しばらく使っていると、頭が痛くなってくる。
そんな時に「昔使っていたアレがあったら」と思い立ったのです。

三角形のディスペンサーに、溶解液が入っていて、先端のノズルを緩めて底をペコペコって押すと、液が出てきます。
とても使い勝手がよくて、匂いもさほど気になりません。
テープ剥がしだけでなく、ちょっとした汚れも落とせるので、重宝します。

需要が少ないので、もう売っていないかと思いましたが、まだかろうじて売っていました。
溶解液は、まだまだ需要があると思うけど、ディスペンサーはどうだろうな?
今のうちに買っておけば、ずっと使えるので、今回購入しました。

懐かしい昔の必需品を手にして、今の仕事を頑張りたいと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:51 | Comment(2) | 仕事