2017年07月15日

働く事とは

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今、私はフリーで仕事をしています。
一人で仕事をするというのは、端から見ると自由で何でもできると思われがち。
実際、自由であるし、何でもできることは確かです。

しかし逆に言えば、自由だからこそ責任が伴い、何でもできるから何でもやらなければならない。
仕事をするのもしないのも、私の自由。
仕事をしなければ、その分、自分が追い込まれる。

一人だから何でも自分でやらなければならない。
自分が体調を崩せば、すべて後の自分にツケが回る。
それがフリーランスという仕事のやり方です。

組織に属すれば、肩身の狭い思いをしたり、自由がきかないことも多い。
しかし、組織の中にいれば、やはり守ってもらえることは確か。
毎月決まった額のお金が入るし、自分が体調を崩しても、必ず誰かがフォローできる。

私も元々サラリーマンだったので、そん辺のありがたさは良くわかります。
私がフリーになったのは、自分の思うように仕事がやりたかったから。
でも、100%思うように仕事ができているか?と問われれば、100%とは言えない。
けれど、少なくとも組織の中にいた頃よりは、自分のやりたいことをできている。

国が打ち出している「働き方改革」。
志は理解できるし、良いことだと思う。
でも、国が方針を打ち出して、簡単に変わるものではないと思う。

国ができることと言えば、「残業時間を減らしましょう」と促す程度ではないか。
やはり現場である、各企業が改革をすることが大事。
そして何よりも、一番大事なのは、個人の「働く」ことの考え方。

昔からよくこのテーマではつぶやいている。
私はお金のために働くのではないと思う。
自分が社会の中で、貢献できることが働きだと思う。
お金はその結果の報酬にすぎない。

お金のために働くと、どうしても損得で考える。
どの仕事が得で、どの仕事が損か?
そんな判断で仕事を選ぶ。
そうやって選んだ仕事にやりがいはあるだろうか?

そりゃ〜私だって、少しでも多くお金は欲しいです。
でも、それだったら、たくさんお金がもらえる仕事を探して、お金のために働くだけ。
私が今の仕事をしているのは、一番には自分が好きなことだから。
そして、自分の仕事が誰かのためになっていることだから。

どんなに僅かな報酬であったとしても、自分の仕事で喜んでいただけたら、それはやはり大きな仕事であると言えます。
逆に多額の報酬を得た仕事でも、感謝もなければ、「仕事くれてやった」みたいな態度だと、その仕事に喜びは見出せません。
お陰様でそんな仕事はほとんどありませんけどね。

働く=お金
この感覚だと、いくら働き方改革と言っても、何も変わらないと思う。
むしろ逆効果になるでしょう。
個々の「働く」という考え方を変える方が先だと私は思います。

だからこそ、教育が大事になってくると思う。
子供の頃から夢を持つことが大事だと思う。
自分のなりたい職業を、子供の頃から考える環境が必要。
そして、その夢に向かって突き進む制度が必要。

高校から何となく大学に進学して、就職活動になって「何しようか?」と考えるようでは遅い。
そうやって就職した先は、本当に自分がやりたかったことなのか?
結局お金のために就職するから、壁にぶつかると別の道に逃げたくなって、すぐにやめてしまう。
自分が本当にやりたかったことならば、少々の壁があってもよじ登るし、穴に落ちたとしては這い上がる。

働き方の改革の前に、働く意識の改革が必要だと、私は思います。
お金のために働くから、言われたことしかやらない。
それ以上を求められると、拒否反応をおこす。
自分が好きなことをやっていれば、自然と「より働きやすくするためには」と考えるようになる。
でも、それはお金のために働いていると、見えてこないこと。

そんなことは組織の運営側が考えること。
私は言われた仕事をやるだけ。それだけの給料しかもらっていない。となる。
確かに会社との契約はその通りだから、それが間違いでもなんでもない。
でも、そこ止まりです。

働いているのか、働かされているのか。
その意識の差は大きいと思います。
組織の中に入ると、どうしても「働かされている」という意識になる。

私はサラリーマン時代、組織の中で、葛藤していました。
働かされているという思いと、自分が好きでやっているから働いているという思いと。
結局、より自分のやりたいことを求めてフリーの道を選びました。

後悔はしていない。けれども、予想以上の荒波の中を航海しています。
後悔無き航海です(笑)

フリーであっても、組織の中にいても、大事なことは「自分が社会のためになっている」ということを自覚すること。
それでも「こんな会社やってられるか」って場合もあるでしょう。
会社も人の集合体ですから、お金のためだけに仕事する会社なら、いずれ淘汰されていくと思います。
大事なのは、それぞれ個人の働く意識。

もちろんお金は大事です。
自分が食べていくためにも、そして家族を養うためにも、お金はとても大事。
自分のやりたいことを押し殺してでも、家族のために好きでもない仕事をこなしている人も大勢いると思う。
でも、それも「家族のために」という気持ちがあるから素晴らしい。

皆が皆、好きな仕事をできるわけではない。
でも、なるべくなら自分のやりたいことを仕事にした方が良い。
そしてどんな仕事でも、社会のためになっていることを意識してほしい。

私自身もこれから先はわかりません。
いつまでこの仕事が続けられるのか?
いつまで必要とされるのか?
それでも社会のためになるのであれば、続けていきたい。

何のために働くの?
一度、自分自身に問いかけてみませんか。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:23 | Comment(0) | 私の思うこと