2017年06月07日

女性宮家とはなんぞや?

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眞子内親王(眞子様)のご婚約が明るみになってからというもの、「女性宮家」の話が急浮上して来ている。
「皇室の安定のため」という最もらしい説明がされている。
しかし、私は女性宮家創設には大反対です。

日本は古来から、男系の血を引く者が、天皇として即位してきました。
天皇の父を遡れば、必ず神武天皇にたどり着く。
男系の天皇、それが日本の歴史そのものです。

中には女性の天皇も存在しました。
しかし、その父は必ず神武天皇からつながる血筋の者。
この女性天皇と女系天皇をごっちゃ混ぜにして、女性宮家を作ろうとしているのが、一番の問題だと思います。

現在に話を戻します。
今上天皇の血を引く男性は、皇太子殿下と秋篠宮殿下のお二人です。
皇太子殿下のお子様は、敬宮 愛子内親王(愛子様)お一人。
秋篠宮殿下のお子様は、眞子内親王(眞子様)と佳子内親王(佳子様)、そして悠仁親王(悠仁様)です。

皇位は皇太子殿下、秋篠宮殿下、そして悠仁親王となります。
悠仁親王以外に、男系の皇族がいなくなることから、「皇族の安定化が難しい」というのが、女性宮家創設に向けた理由です。
愛子様も眞子様も佳子様も、ご結婚をされると、皇族ではなくなる。
だから女性宮家を作って、皇族のままでいてもらおうという趣旨なのでしょう。

問題は皇族であれば、皇位継承も可能になるということ。
もし将来的に、女性宮家で男の子が生まれた場合。
その男の子は皇位継承の対象となる可能性が出てくる。

この場合、父をさかのぼっても神武天皇にはたどり着かない。
つまり王朝が代わるということになるのです。
これまで延々と引き継がれてきた天皇の王朝が、全く違う王朝にすり替わるのです。
これが女系天皇。女性天皇とは全く違う。

女性天皇は天皇の血を引く父を持つ。
女系天皇は、天皇の血を引かない、全く別の王朝。
これを一色単にして「女性が天皇になることをどう思いますか?」みたいに聞くから、「女性の天皇がいても良い。女性宮家があっても良い。」みたいな回答になる。

ネットで紹介されていた例が、とてもわかりやすかったので紹介します。
天皇をサザエさんに例えてみます。
天皇陛下は磯野家の父である波平です。

波平にはサザエとカツオとワカメの子供がいます。
仮にカツオが結婚せずに、ずっと独身だったとします。
カツオは磯野カツオとして、独身でも天皇に即位します。
でも、子供がいないので、後継者がいません。

そこで、サザエの男の子であるタラちゃんを後継者にします。
一見、磯野家は血が繋がった様に思えます。
でも、タラちゃんは磯野タラではなく、フグ田タラなのです。
つまり磯野家は途絶え、フグ田家の血筋になるのです。

サザエさんが天皇になるのは、父が磯野家の波平であるので、問題ありません。
でも、タラちゃんが天皇になると、それは王朝交代になってしまう。
女性宮家を創設し、そこで生まれた子供を天皇にするということは、日本という国が代わってしまうということなのです。

2600年以上も守ってきた、この日本の皇室を、別のものにしてしまおうと企んでいるとしか思えません。
素直に女性皇族の方々にも、皇室を離れても活躍してほしいのなら、方法はいくらでもあると思います。
宮家とは、本来男系でなくてはいけないもの。
それを無理やり女系にも作ろうとしている。

そして腹立たしいのが、天皇陛下の御譲位の法案と絡めていること。
法案を通すために、女性宮家の文言を入れる様、野党が求めてきた。
今国会で法案を通さなければ、間に合わないことをわかっていて、無理やり押し込んできたと思われる。
まるで天皇陛下のお気持ちを、人質に取るようなやり方に、本当に腹が立ちます。

皇室の安定化を望むのは、国民の総意です。
しかし、女性宮家を創設しても、それは皇室の安定化にはつながらない。
むしろ安定したように見えて、土台からひっくり返すことになりかねない。

以前も言いましたが、旧宮家の復活が、一番の安定化です。
天皇の血を引く、旧皇族の方々に、皇室に復帰してもらうのが、最も現実的で安定する。
女性宮家にこだわる者は、日本を日本でなく、別の国にしたい者と見て良いと思います。

2600年以上も続いている日本を、しっかり守っていくためにも、この問題をしっかりと把握することが大事です。
女性天皇と女系天皇、この違いについては、全く取り上げられないし、女性宮家についても、単に「愛子様、眞子様、佳子様に皇室に残ってほしい」という、一般的な心理に付け込んでいるように思えます。
本当は大問題であることを、私たち日本国民が理解することが大事です。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:48 | Comment(0) | 私の思うこと