2017年05月12日

どこまでが写真!?

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昨日は写真撮影のことをつぶやきましたが、本日も似たようなつぶやきを。

カメラの性能ってどんどん良くなってきて、誰でも綺麗な写真が撮れるようになっています。
剣道の写真のように、特殊な場合を除いては(笑)
一眼レフであっても、手軽に購入できて、手軽に使えるようになってきました。

子供の運動会に行くと、あちらこちらで一眼レフを手にした保護者を見かけます。
一昔前までは、一眼レフと言えば、プロのカメラマンかカメラ好きの人が持っている程度でした。
それがデジカメの一眼レフが出て、値段がリーズナブルになってからは、多くの人が一眼レフを手にするようになりました。
そして私もその一人なんですけどね(笑)

最近はデジカメすら使わないって人も多いのではないでしょうか?
デジカメの代替品になっているのが、スマホです。
簡単な記念撮影くらいなら、スマホで十分撮れますからね。

若い人であれば、スマホで自撮りも多いでしょう。
ここで活躍しているのが、自撮り用のアプリです。
私は使っていないのでわからないのですが、かなりいろんなことができるみたいですね。
単に撮るだけではなく、肌を明るくして、目もくっきりとして。
まるでプリクラのような機能になっているようです。

このアプリを使った自撮り。
使い続けていると、本当の自分の顔がわからなくなるのではないか?と思ったりします。
ちゃんと本当の自分を分かった上で、遊びとしてアプリ自撮りを使うのなら良いが。
アプリ自撮りで撮った自分が、本当の自分だと思い込んでしまう可能性も出てきます。

人間誰だって良く見られたい。
女性なら美しく、男性ならかっこ良く見られたい。
それを自撮りアプリは叶えてくれるのですからね。

本来のカメラの役割は、あるがままのものをあるがままに写す。
そこにデフォルメをしては、写真とは言えない。
「写真」って真実を写すのだから。

昔、デジカメが出てくる前。
フジカラーのインスタントカメラ「写ルンです」という商品がありました。
使い捨てのカメラで、最初からフィルムがセットになっていました。
写し終えたら、写真屋さんに持って行って、写真に現像してもらう仕組みでした。

当時はカメラも高かったので、このお手頃感が受けて大流行しました。
私も何度か使ったことがあります。
この「写ルンです」のCMで名言があります。

「美しい人はより美しく、そうでない人もそれなりに」

当時は笑って見ていましたが、今となっては「そうだよな〜」と思うのです。
最近のカメラは、いろいろと性能が良くなり、誰でも綺麗に写せるようになりました。
一眼レフのデジカメでも、様々なシーンを想定したシーン撮影モードがあります。
しかし、昔はそのまんまのものが撮れていたのです。

デジカメになって、撮った写真は、フォトショップなどで簡単に色味調整ができるようになりました。
私も良くPhotoshopやLightroomを使って、色味を調整したり、明るさを調整します。
でも、それは、撮影した状況に、より近づけるため。
色かぶりがあったり、明るさが足りなかったりするのを、アプリを使って補っている。

しかし最近は、この色味調整専用のアプリが出ていて、ものすごく鮮明で鮮やかな写真に変身させることができる。
普通の写真が色鮮やかな、カラフルな写真に生まれ変わるのです。
確かに綺麗だけど、それってもう写真って言えない気がします。
そのうち、一眼レフのカメラにも、そんなアプリが埋め込まれるかも知れません。

色鮮やかに綺麗に撮れるのは嬉しい反面、それって本当の写真じゃない気もしています。
自撮りアプリと同じで、本当の自分の顔、本当のそこにある風景を、忘れてしまう気がする。
後でPhotoshopを使って色味調整をするのは、逆に自分が見たものに近づけるため。
やりすぎるとアプリと同じ結果になってしまうけど。

スマホやデジカメで写真を楽しむのは良いことだけど、本当の姿、本当の景色を忘れないようにしたいものですね。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:25 | Comment(0) | 日記