2015年06月25日

現実から目を背けずに平和を考えるべき

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「私たちは戦争したくない」とか「軍隊の足音が近づいている」とか。
最近やたらとマスコミにこんな声が取り上がられています。
国会でもめている(ように見える)安保法案に反対する声です。

まだ反対の意見を発信するだけなら良い。
安部総理を呼び捨てにして、「アベを許すな」とか発している人。
それが一般人だけでなく、著名人までやっている。
「戦争法案を許してはならない」と、安保法案=戦争と結びつけているようです。

まず、日本の中で「戦争をしたい」と思っている人がいるでしょうか?
誰も戦争なんてしたくないし、穏便に穏やかに暮らしたいと願っているハズです。
では、穏やかに暮らすのに、武力は不要なのか?
世界が平和で満ち溢れていて、世界中から武力が消えているのなら、日本も喜んで武力解除すべきです。

現実はどうでしょう?
すぐ目の前では、中国が我が物顔で尖閣を脅かし、小笠原の海を荒らし、南沙諸島では着々と埋め立てをしています。
北朝鮮はいつ暴走してもおかしくない。
中東では自称イスラム国の問題で、ますます泥沼化している。
ロシアとウクライナは、いつ本格的な戦闘が始まってもおかしくない。

戦わなくても、いざとなれば戦える状態を維持する。
それが平和というもの。
最初から戦いを放棄すれば、それは平和を放棄するのと同じ。
日本が戦後70年間、戦争をしていないのは、アメリカ軍の後ろ盾が大きい。
もし、日米同盟がなかったら、今頃とっくに中国とロシアに占領されていたでしょう。

誰だって戦いたくない。
でも、戦う準備はしておかないといけない。
それが最大の防御策であり、しいては平和なのです。

安保法案に無理があるのは当然。
だって日本は憲法で、戦争を放棄し、武力を持たないってなっている。
厳密に言えば、自衛隊だって憲法違反だ。
それなのに、そこは通り越して、細かなことばかりを論議する。
そもそも憲法がおかしいのだ。
なぜそれを言わない。

集団的自衛権うんぬんの前に、自衛隊そのものが違憲。
憲法を守れというのなら、まずは自衛隊を廃止から叫ばなければならない。
10年以上前なら叫んでいただろう。
自衛隊に対するイメージがあまり良くなかった頃。
しかし、災害救助などで、自衛隊の評価が上がり、国民の自衛隊に対するイメージが良くなっている。
だから自衛隊に対しての批判は避ける。

自衛隊は立派な軍隊です。
「戦争は嫌だ」とか、叫ぶのなら、まずは自衛隊を解体することから始めましょうよ。
そして憲法改正について議論を始めましょう。
ただ、世界は待ってはくれませんよ。
有事の際は、自衛隊は動かなければいけません。
だからこそ、法案を通して、少しでも動きやすい環境を作るべきです。

理想論だけで現実社会は動きません。
平和という理想を実現するためにも、現実をしっかりと見て、目をそらさずにひとつずつ受け入れることが大事です。
すぐに「戦争」と結びつけるのは極論過ぎて、むしろ危険だと思います。
「交通事故を起こす」と、車の運転をさせないようなもの。

最新の注意をはらいながら、世界情勢を見て行動する。
注意していても、相手から突っ込んでくることもある。
時にはぶつかることもある。
それをいかに冷静に処理するかが大事。

不安だけを煽り、不安だけを叫び、現実から目をそらすのは、いい加減にやめましょう。
それを喜んでいるのは、どこの国ですか?
日本が強気に出てくると困る隣国です。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:40 | Comment(2) | 私の思うこと