2015年02月07日

犯罪者を産み出さない社会

150207.jpg

最近妙な事件が多い。
19歳の女子大生が「人を殺してみたかった」と、殺人を犯す。
先日も和歌山で小学生の男の子が、何ものかに刃物で刺され死亡。
近所に住む20代の男性が事情徴収を受けて逮捕された。

あまりにも命が軽々しくなっている。
なぜこうにも簡単に他人の命を奪ってしまうのか?
若年層、とくに未成年の殺人や犯罪が多くなっている気がします。

殺人や犯罪を犯す若者は、何か特別な環境で育ったのか?
いや、きっと至って普通の環境で育ったと思う。
言い換えれば、犯罪者になる可能性のある若者は、まだまだ居る。
これは何も若者だけに限った事ではないでしょう。

恨みつらみの犯罪なら、まだ何とか理解できる。
しかし、妙な事件は「誰でも良かった」という犯罪が多い。
これってテロと同じです。
全く関係のない人を標的にして、自分の欲求だけを満たす。

通常であれば「こんな事をしたら迷惑がかかる」と考える。
しかし、それを考える事が出来ないのでしょう。
小さな事でも「人様に迷惑をかけてはいけない」と親から教えられて育った人は多いと思う。
それが日本人の根幹にあって、日本は安全な国であったのだと思う。
また、学校教育でも道徳の時間があり、人を思いやる心や、皆で協調する大切さを学ぶ。

だが、敗戦後の教育で、道徳教育はどんどん軽視化され、個人の自由ばかりが優先されてきた。
「あなたらしさ・自分らしさ」そんな言葉がもてはやされ、他人を思いやる気持ちなど、隅に追いやられて来たのではないか。
また、家庭でも「人様に迷惑をかけてはいけない」という教育が無くなっている。

近年見る若年層の犯罪者は、そんな社会や家庭の中で産まれて来た。
誰しも産まれてすぐから犯罪者であるハズがない。
家庭の中で、社会の中で、他人を思いやる心を、皆と協調する大切さを学ばずに育って行く。
学んだとしても、頭で理解できても、それを体験できる環境が無い。

敗戦後の教育を根本から考え直す必要があると思う。
それは学校教育も含め、私達家庭の中でも、そして地域社会の中でも。
犯罪者を産み出さない社会にしなくてはいけません。
難しい問題ですが、一人一人が考える事が大事です。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:26 | Comment(0) | 私の思うこと