2014年07月30日

考えるのも辛いのですが

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【写真産経ニュースWeb版から】

連日このニュースが流れる。
佐世保市で起きた同級生殺害事件。
正直辛くなるし、悲しくなる。
一体なぜ?という思いと、決して他人事ではないという思い。
事件を起こした少女は、ごくごく普通の家庭に育ち、普通の生活を送ってきたハズ。
家庭内の様々な事情はあったであろう。
しかし、何か特別な環境に置かれていた訳ではないと思う。

だからこそ、他人事ではないと思うのです。
どこかで歯車が狂って来た。
それを改善するチャンスはあったと思うのですが、それを手助けする人がいなかったのかも知れない。
あまりにもショッキングな事件。
しかしこの事件を、猟奇的な一人の少女が犯した事件と片付けてしまってはいけないと思います。

小学校時代にも、同級生の給食に洗剤を入れるなど、問題行動があったと言う。
その時点でもう少し少女の気持ちに寄り添う事が出来ていれば、あるいは変わっていたかもしれない。
この少女の問題行為が、何らかの心のメッセージだったのか?
それとも単なる興味本位だったのか?
それすら解っていないのではなかろうか。

私も子を持つ親として、子供の行為に疑問を感じる事は多々有る。
しかし、子供は子供也に思う事があり、何らかの意図を持って行動を起こす。
頭ごなしに「ダメだ」と言うのではなく、何故そうしたのかを子供から聞く事が大事なんだと思う。
大人の目線で見たら解る事でも、子供には何故それがダメなのか解らない事もある。
私達大人は、ついつい大人の目線で物事を判別し、子供に頭ごなしにダメと押さえつける。
子供は何故ダメなのか理解出来ないまま、成長しているのではないだろうか?
そして私も子供達にそのように接している気がする。

最も危険なのは、今回の事件を、特別な環境に育った猟奇的な少女が犯した事件と、思い込んでしまう事だと思う。
生まれた時から犯罪者で生まれて来る子供なんていない。
それぞれの個性を持って生まれて来るが、育つ環境で大きく変わって行く。
そして一番影響を与えるのは、やはり親。
今回の事件も最大の責任は親にあると思う。

しかし、それを批判出来るだろうか?
批判する事は簡単です。
でも、実際に子育てをしていて、子供の気持ちを理解出来ている親がどれだけいるでしょうか?
理解出来ているつもりでも、それは親の思い込みであるのかも知れません。

家庭内のコミュニケーションが減っていると言われています。
それは我が家においても同じ事が言える。
仕事に家事に追われる親。
子供達はテレビを見て、ご飯を食べて寝る。
親子の会話が減っています。

時には家族で出かけて行って、一日いっぱい自然の中で遊ぶ。
そんな事も大事ですが、それをやるゆとりすら無い。
ふと振り返ってみて、我が家の現状に気づく。

私達は大人の目線で物事を判別します。
それは大人である以上当然ですし、そうでなければ仕事など務まらない。
しかし、時には子供の目線で物事を見る事も必要です。
子供と話す時、子供と遊ぶ時、子供の目線で会話をする事が大切だと思う。

今回のショッキングなニュース。
猟奇的な少女が犯した事件で終わらせてはいけません。
二度とこのような事件が起きないようにするためにも、犯罪を犯してしまった少女の心を、時間をかけてでも理解する必要があります。
そして私達も他人事と思うのではなく、子供の気持ちを理解する努力をしないといけません。
理解した上で、ダメな事を教えていく必要がある。
難しいですが、それが親の勤めであり、大人の責任だと思います。

最後になりましたが、犠牲になってしまった少女のご冥福を心よりお祈り致します。
ご両親の悲しみは、想像を絶するものであると思います。
ご両親の一日も早い心の回復を願っております。

私自身、気持ちがまとまりませんし、どう考えて良いか解りません。
支離滅裂気味なつぶやきになってしまいましたが、一人一人が考えるべき事件だと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:46 | Comment(0) | 私の思うこと