2013年12月12日

徳州会と猪瀬東京都知事

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【写真は産経ニュースウェブ版から】

つい先日「東京オリンピック招致」に沸き上がった日本。
ところが、その立役者の一人であり、東京都のトップである猪瀬都知事が今大問題となっています。
東京都知事選の前に、徳州会から5000万円の現金を受け取った問題。
本人は「個人的に借りたもの」と弁明していますが、これは誰が見たって選挙資金としか考えられない。
そして金を貸した徳州会は、都知事となった後に便宜をはかってもらう。
つまりは賄賂として渡したとしか思えません。

猪瀬さんと言う人は、とても解りやすい人です。
必死で弁明していますが、その表情や態度が「裏金を受け取りました」と出ている。
質疑応答では、脂汗をかき、もう精神状態がギリギリまで追い込まれているのが見て取れます。
本人は何とかこの問題をウヤムヤで乗り越えたいと思っているのでしょう。
しかし、ここまで問題が広がり、しかも明確な答弁が出来ない以上、都政はもたないと思います。
東京オリンピックの招致を成し遂げたと言う実績はありますが、残念ながらこれ以上の都政は任せられないでしょう。
来年早々にも東京都知事選が行われるのは必至だと思います。

その動きを見て、早くも動き出している人もいる。
東国原氏などは、日本維新の会に離党届を出して、早くも都知事選をにらんでいるようです。
これはこれでどうよ。と思ってしまう。
それじゃなんのために国会議員になったの?

この徳州会問題の頂点にいる徳田虎雄氏は、奄美諸島の徳之島出身です。
医者であり国会議員でもありました。
幼い頃にまともな医療を受ける事が出来ずに、弟を亡くした。
それが医者を目指すきっかけとなり、全国どこにいてもしっかりとした医療が受けれることを目標に徳州会病院を設立します。
私の実家のすぐ横にも徳州会病院があり、まさに全国に広がっています。

医療を変えるには国会議員になって国から変えないといけない。
そんな想いから国会議員を目指し、奄美で選挙活動を行って来た。
私が学生当時は自民党の保岡興治氏と、無所属の徳田虎雄氏の一騎打ちの選挙戦が熱く広げられました。
当時は「保徳戦争」と言われたものでした。
島を真っ二つに二分する選挙戦は、金が飛び交う逮捕者を続出する選挙だったと言われています。

医師になって一人でも多くの人の命を救いたいという想いから、徳州会病院を設立した徳田虎雄氏。
それによって救われた患者さんも本当に大勢いることでしょう。
しかし、その一方で、選挙に勝つ事が目的となり、本来の志を見失ってしまった感があるのが、国会議員となった後の徳田虎雄氏。
自身が引退した後は、次男の徳田毅氏が国会議員となり、自民党に入っていました。
今回の事件発覚で離党しましたが。

猪瀬氏にも徳田氏にも言える事。
それは実績も残したが、その裏では金で事を動かしていた。
確かに金がなければ何も出来ない。
しかし、金に頼りすぎると、結果として今回のような事になる。
人はやはり金によって価値観が狂ってくるのかも知れませんね。

猪瀬氏にしても徳田氏にしても、どちらも実績を残しているだけに、本当に残念でなりません。
ここは日本男児らしく、潔く非を認め切腹すべきです。
これからの東京都、そして日本のためにも。

しかし、マスコミは猪瀬東京都知事しか叩きませんね。
どうしてお金を貸した徳田氏の方は、叩かないのでしょうか?
双方利益があるからお金の貸し借りが成り立ったハズです。
徳州会という巨大な組織には大人しくするのがマスコミなのでしょうか?
やはり叩きやすいところだけ叩く、弱い者いじめのマスコミにしか見えない
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:01 | Comment(0) | 私の思うこと