2013年12月10日

「戦争のつくりかた」について思う

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【戦争のつくりかた/リボンプロジェクト】

http://www.ribbon-project.jp/sentsuku/index.htm

数日前、facebookの友人のタイムラインに、上記の絵本の紹介があった。
「戦争のつくりかた」という、何とも物騒なタイトルのこの電子絵本。
私は以前、目にした事がある。
皆さんも是非一度目を通して頂けたらと思います。
その上で、率直にどう感じたかを、自分自身で振り返って頂きたい。

facebookの友人は、この内容にとても共感して「いいね」を押してシェアした。
しかし、私はその内容に意義を唱えました。
通常であれば、ここで意見のぶつかり合いになる。
でも、そうはならなかった。

友人も「いいね」を押したものの、私や他の方のコメントに、真剣に目を通し「なるほど」と思ってくれたようです。
その友人は私が印刷会社でグラフィックデザイナーとして勤務していた時の後輩にあたります。
とても素直で正直な、本当にピュアな女性です。
それだけに、この絵本の内容に素直に同意したのでしょう。

「戦争のつくりかた」このタイトルに、この絵本を作った方々の考え方が現れていると私は思います。
戦争って作るものでしょうか?戦争を起こすために、努力をする人がいるのでしょうか?
少なくとも、今の日本に本気で「戦争がしたい」って思う人っているでしょうか?
この本は、まず「戦争をしたい人」がいる事が前提となっています。
それも政府や政治家の中に。

この本の話の進め方は、今のマスコミのやり方によく似ています。
最初から結論があって、そこに向けて様々な事例や事案をくっつけて、その結論に誘導する。
「こうなればこうなる」という方程式を当てはめて、見る人に選択肢を与えず、自分たちの意見を飲み込ませる。
「こういう事にもなり得る」ではなく、「こうなってしまう」という恐怖心を煽っているのです。
今の「特定秘密保護法案」に否定的な報道をするマスコミのやり方にソックリです。

この辺の事をfacebookのタイムラインにコメントして、友人(後輩)もそれを見て考えたようです。
しかし、自分の中で答えが出せないでいる様子。
戦争はいやだけど、じゃぁどうすれば良いのか?
子供達に聞かれたらなんて答えたら良いのか?
今の自分に何が出来るのか?

でも、そうやって考える事が一番大事な事だと私は思う。
この本のように、「こうなってこうなる」と、まるで数式のように綺麗に考えがまとまる方がおかしい。
時代の流れ、世界情勢の中で、状況はコロコロ変わる。
その時々で判断して、決断していくしかない。

私はこの本はガチガチに固められた数式だと思います。
もとめる答えが決まっていて、それを求める数字も決まっている。
「日本の政治家達は戦争をやりたがっている」という答えを、子供達に飲み込ませようとしています。
こんな考え方では臨機応変に対応できない。
常に情勢は変わるのですから、数式は変数を含まなければいけません。
状況が変わっても、それに対応出来る変数を入れる事で、答えを導き出す。
そんな大人を育てる事が大事だと思います。

さて、後輩の質問で、「子供達に聞かれたら何と答えたら?」とありましたが、私はあえて答えを出す必要は無いと答えました。
だって、私達大人自身が、先の大東亜戦争(太平洋戦争)について教わっていないのです。
戦争が良くない事は知っていても、なぜ日本が戦争をしたのかは教わっていない。
「日本が悪かった」と教わって来ていて、子供達に「日本は悪い国だから良い国になろうね」って言えるだろうか?
それって「私達大人は悪い人だから、君たちは良い人になろうね」って言うのと同じ。
大事なのは、なぜ日本が戦争をしたのか?それを知る事。
その上で、子供達と一緒になって、どうすれば良いか真剣に話す事だと思います。

子供達だってケンカをします。
ケンカは良くないと解っていても、自我のぶつかり合いから口論になり、しまいに手が出てケンカになる。
その時に、大人は「なぜケンカになったのか?」を双方から聞く。
お互いの話を聞いた上で、これからケンカにならないように、注意を促す。
子供達はこうやって身を以て学んで行く。
戦争も同じ、何もない所から戦争は起きない。
なぜ戦争が起きたのか?それを学ばない事には、戦争を回避する知恵は生まれません。

誰だって戦争は嫌だし、平和を望んでいます。
でも、残念ながら世界は平和ではありません。
すぐ隣に日本を狙う隣国があるのです。
いつでも戦えるという姿勢を見せる事が大切です。

今の自衛隊の戦力でも、十分に戦えるだけの力を日本は持っています。
国防費を大幅に増やす必要もありません。
大切なのは、隊員の判断でいつでも応戦できる法律です。
今の憲法のままでは、日本を守るために引き金を引いた自衛隊員は犯罪者として捕まります。
いざとなれば、戦わずして死する覚悟を、自衛隊員は持っています。
そんな国のままで良いのでしょうか?

今、私達の国は大きな岐路に立たされています。
憲法9条で守られていると思っていたのに、戦争を放棄し、他国を侵略などもしていないのに、日本は今攻められようとしています。
戦争がなぜ起きるのか?
その多くは領土の奪い合い。その領土には何があるのか?豊かな資源です。
中国が尖閣諸島を狙うのも、尖閣諸島近海に海底資源があるから。
我が国日本は、戦わずして尖閣を中国に明け渡すのか?
それとも、戦う意思がある事を見せつけ、にらみ合いをするのか?

日本がいくら平和を望んでも、戦争を放棄しても、世界は平和になりません。
どうあるべきか?どうするべきか?我が国が進むべき道はどこなのか?
まさに日本国民一人一人が考えなくてはいけない時期に来ています。
考えないで、ガチガチの方程式で答えを出してはいけません。

facebookの内容に答えるつもりで、つぶやいたのですが、まだまだ私の言いたい事がまとまっていません(^^;)
あぁ〜やっぱり文才無いのは辛いな〜。
ちゃんと学生時代に勉強しておけば良かった(笑)
皆さんも自分の頭で考えて頂けると幸いです。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:32 | Comment(0) | 私の思うこと