2013年08月09日

平和への道

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【写真は産経ニュースWeb版から】

広島原爆投下から三日後の長崎原爆投下の日。
広島同様に多くの犠牲者を出した長崎の原爆。
私たち日本人は、この広島と長崎、二つの原爆投下の日を、いつまでも忘れる事無く伝え続けなくてはいけませんね。
平和の大切さを、戦争の悲惨さを、子々孫々に伝えて行く事が大事です。

しかし、ただ「戦争は悲惨だ。戦争は良くない」と伝えるだけでは、不十分だと思う。
だれだって戦争をしたいなんて思わないし、争い事はゴメンです。
当時の日本だって、戦争がしたかった訳では無いはず。
大切な事は、なぜ日本が戦争へと突入していったのか、その歴史的背景をしっかりと伝えて行く事。
そして同じ過ちを繰り返さない事。

ところが、私たちは「戦争は良くない」「日本は戦争をした」という事は教わりましたが、なぜ日本が戦争をしなくてはならなかったのかを、教えられていません。
日本が朝鮮を植民地にして、中国を侵略したから戦争になった。
そんな風に思い込まされているような気がしてなりません。
そもそも植民地では無く、併合なんですが、そこから間違っています。

私たちの国は、悪い事をしたから戦争になって、悪い国だから原爆を落とされた。
日本は悪い国だから、良い国にならなくてはならない。
日本は戦争でアジアの国々に迷惑をかけたから、アジアの国々に賠償と謝罪をしなくてはならない。
私は子供の頃から、そう思い込んでいました。
だから子供の頃は、「日本」が大嫌いでした。

しかし、成長して行くにつれ、徐々に違和感を覚えて行きます。
いくら日本が謝罪をしても、許すどころか、どんどん図に乗ってくる国。
日本が謝罪すればするほど、ますます日本の罪は大きくなって行きました。
子供の頃に教わらなかった事を、大人になって知る事で、いかに自分たちが「日本を悪い国」と思い込まされていたのかに気づきます。

確かに戦争は良くない。
しかし、時として戦わなくてはならない状況もある。
自分の国に誇りを持っているからこそ、自分の国を護るために戦う事もある。
何よりも大事な事は、戦わずして決着をつける事。
なぜ、日本は戦う道に突き進んでしまったのか?
そこをしっかりと教えないと、同じ過ちをまた繰り返してしまいかねません。

「平和」と口に出すだけでは、真の平和は訪れません。
日本一国だけが、平和憲法を大事しても、周辺国が変わらなければ何の意味も無い。
憲法9条を護ると言うのなら、世界中にも憲法9条を適用させなくてはいけません。
平和はそんなに簡単で綺麗ごとでは無い事を、私たちは戦後の世界を見て、学んで来たハズです。
そこから目を背けて、日本だけが平和であれば良いと、思い込んで来た結果が今の現状です。

誰もが平和を望んでいます。
誰もが戦争をしたいとは思っていない。
お互いの持つ正義がぶつかり合い、解決策が見いだせないとき、残念ながら武力へと向かってしまう。
武力を背景にして、お互いが妥協点を見つけ出し、双方納得行かなくても折り合いをつける。
それが平和と言う事だと、私は思っています。
争い事の無い平和なんてありません。

私たちの日常の中でも、小さな争い事や不満を抱えながらも、日々を過ごしています。
誰もがケンカなんてしたくない。
しかし、お互いの意見がぶつかり合い、相手を許せなくなった時、ケンカへと突き進んでしまう。
最悪の場合、暴力へとつながり、相手に怪我を負わせたり、下手すれば命を奪う事もあり得る。
それを避けるためにも、双方の落としどころが大事。

現実から目をそらし、「平和」と口にしたところで、それは妄想でしかない。
平和を口にするからには、現実をしっかりと受け止め、それに対処していかなくてはなりません。
世界は平和にはほど遠い、しかし、現状から目をそらさずに、一つ一つ積み重ねなければならない。
それが平和への唯一の道だと、私は思います。
そして日本こそが、その先頭に立つべき国だと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:12 | Comment(0) | 私の思うこと