
こちらでも桜が咲き始めました。
東京はすでに満開のようですが、こちらはようやく咲き始め、今三分咲きくらいでしょうか。
今週末頃に満開になるかな〜?
そろそろお花見の予定立てなくては。
桜って本当に日本人の心に深く深く根付いた花ですね。
どうして日本人はこんなにも桜を愛してやまないのでしょう?
昔は花見と言えば梅の事だったらしく、それがいつからか桜に変わったそうです。
凛とした梅の花も美しいですが、桜の咲き誇る美しさ、そして何より散り行く儚さが日本人の心を引き付けたのかも知れません。
私の勝手な想像ですが、貴族時代には凛とした梅が好まれ、武士の時代になって散り行く桜が好まれたのではないでしょうか?
一気に咲き、あっと言う間に惜しみも無く散り行く様は、武士道精神にも通じるものがあります。
散り行く儚さの中に、己の人生を見いだし、日本人は桜を愛して来たのではないでしょうか。
そんな桜を表現した歌も沢山存在します。
以前もこのつぶやきで紹介したのですが、森山直太朗さんの「さくら」の歌詞について紹介したいと思います。
以下前回のつぶやきの内容です。
↓ここから過去のつぶやき↓
「さくら」の歌も沢山ありますが、今日は森山直太郎さんの「さくら」です。
今まで、特に気にすることも無く、単に「いい曲だなぁ〜」と思って聴いていました。
そして歌詞の内容をしっかりと聴く事も無く、単純に卒業の歌だと勝手に思っていました。
でも、今日、たまたまニコニコ動画で見た動画のBGMに「さくら」が流れていてハッと気づきました。
その動画の内容が、神風特攻隊の動画だったのです。
動画のアップ主の祖父が、戦争体験者で神風特攻隊を間近で見た方で、その祖父から伝え聞いた内容を動画にしていました。
最初は何気なく見ていたのですが、「さくら」の歌詞の内容と神風特攻隊の心情が見事に一致したのに気づいたのです。
そうだったのか。「さくら」の歌詞は、神風特攻隊で日本の為に散って行く、戦友を送る歌の内容だったのか。
初めて気づきました。そしてすぐに歌詞の内容を活字で確認。
活字で読めば読むほど、確かに戦友を送る歌なのです。
著作権の問題があるので、歌詞全文を紹介することは出来ませんが、一部紹介すると。
一番目の最後の部分。
♪〜刹那に散りゆく運命と知って
さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今♪
散りゆく運命・・・これはまさに特攻隊として散る定め。
変わらないその想いを今・・・・決意の表れ。
さらに2番目の出だし。
♪今なら言えるだろうか 偽りのない言葉
輝ける君の未来を願う 本当の言葉♪
この部分は、国を守るという大義と、死なせたくは無いという本心との、人間本心の垣間見れる部分だと思う。
そして2番目の最後。
♪さくら さくら ただ舞い落ちる
いつか生まれ変わる瞬間を信じ♪
ここはまさに、特攻隊として戦闘機もろとも落ちて行く様。
生まれ変わる事を信じ、国のために散って行く様。
最後の部分は。
♪さくら さくら いざ舞い上がれ
永遠にさんざめく光を浴びて
さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で♪
特攻隊として舞い上がり、永遠に輝く日本の光を浴びて、お国のために散って行く。
そして約束した場所で会おう。
散り行く戦友へ送った言葉なのだと、私は解釈しました。
今まで何気なく聴き、何気なく口ずさんでいた歌。
よくよく聴いてみると、物凄い壮絶な想いの歌詞であると思いました。
別に神風特攻隊を美化する訳でも、戦争を肯定する訳でもありません。
二度と戦争を起さない日本であるべきだと思います。
それはきっと日本国民皆同じだと思います。
ただ、過去にあった戦争を、単に「戦争したから悪かった」だけで片付けてほしくはないと思います。
神風特攻隊も、何も好き好んで死んでいった訳ではないのです。
「日本を守る」「愛する家族を守る」そんな強い意志で散って行った先人たち。
神風特攻隊だけでなく、多くの戦死した兵士達が、同じ思いで散っていったのだと思います。
私たちは今、平和な日本に暮らし、何一つ不自由なく生活しているにも関わらず、何かにつけ不満を言い、悪い事は全て他人のせいにしてはいないでしょうか?
たったひとつしかない命を投げ出してまでも、国を家族を守ろうとした英霊達を、私たちは戦争をした悪い人達と思ってはいないでしょうか?
教育の中で「日本は戦争をした」と教えられ、あたかも先人たちが侵略のために、殺りくと略奪をしてきた悪い人達だと思い込んではいないでしょうか?
戦争そのものが良い事で無いのは、小学生でも分かります。
しかし、私たちはもっと戦争の真実を知らなくてはいけないと思います。
昨年暮れに、田母神氏の論文騒動が沸き起こった時に、マスコミと政府の対応と反するように、日本国民の多くが田母神氏を支持しました。
私たち日本人は、そろそろ本当の日本の姿を見つめ直す時期にきていると思います。
全ての事に対して、本来の日本人の生活、思想、習慣、文化というものを、見つめ直していく事で、日本の未来が開けていくと思います。
「さくら」
このひとつの歌の中にも、これだけの日本人の心が入っているのです。
戦争を美化するのでは無く、誰かのために、家族のために、自分を犠牲にしてでも守り抜く美しき心・姿が、戦前の日本には確実にあったのです。
私たちは日本人です。
日本人の心、日本人の想い、日本人の暮らし、日本人の志をもう一度取り戻しましょう。
↑ここまで過去のつぶやき↑
この当時(2009年1月26日)は、自民党麻生政権で、マスコミの自民党バッシングがピークの頃でした。
そして民主党政権が誕生し、日本は本当に崖っぷちまで追いやられた感があります。
その危機的状況に加え、日本が弱体化した隙を見て、中国・韓国が暴挙を繰り返す様になりました。
ようやく日本国民も、目覚め始めて来ます。
民主党政権にNOを突きつけ、自民党第二次安倍政権が誕生しました。
その時々の風評に流されるのではなく、日本国民一人一人が国の未来を考え、子々孫々の反映を祈り行動する事が大事だと思います。
毎年咲く美しき花、桜。
桜の下でどんちゃん騒ぎも良いですが、時には私たちの祖国・日本を護るために若き命を投げ出した英霊達に、感謝の念を贈りたいですね。
桜、儚き散り様こそ桜。
散り行く一枚の花びらにも、魂が宿っているのかも知れません。
最後に私が見た動画を貼っておきます。
是非ご覧頂けたらと思います。