2012年06月15日

ついに逮捕

ついに身柄を拘束されましたね。
オウム真理教の特別指名手配最後の一人となった高橋克也。
逃走から十日以上経っても、その足取りがなかなかつかめなかったので、このまままた逃走を許してしまうのでは?と思い始めていた矢先の身柄拘束。
連日メディアでは「地方都市に逃げた」とか、「横浜方面に向かった」とか、様々な情報が流れていましたが、ふたを開けてみれば、わずか5kmの範囲内で身を潜めていました。

灯台下暗しとは、まさにこの事か。
人間真理からすれば、できるだけ遠くに逃げたいと思うもの。
しかしそれを逆手に取って、すぐ近くで潜伏していたとすれば、やはり高橋克也は逃げ切れる自信があったのかも知れません。

今回の逮捕劇。
一見すると警察の手柄のようにも思えるが、居場所をつかんだのは「似ている人がいる」という通報からでした。
漫画喫茶の店長がテレビ取材に応じていましたが、警察は最初は「違うのでは?」と思っていたような話し方でした。
確かに逮捕された姿と、公開された似顔絵や防犯カメラの映像とは、若干違う感じがします。
しかしそれでも十分に疑いは持てたハズ。

店内で逮捕したのでは無く、支払いを済ませ店を出て、15m程歩いてから逮捕されています。
警察から「高橋克也の捜査をしています。協力して下さい。」と言われてあっさりと「はい、私が高橋克也です。」と認めています。
もし、この時逃げられていたら。
もし、この時素直に認めなかったら。
もしかすると、また逃走を許していた可能性も十分にあります。

今回の逮捕劇は、明らかに住民の意識の高さの結果だと思います。
警察も独自の捜査網で情報をしぼっていたと思いますが、通報が無ければ逮捕できていません。
通報があっても逃走を許していて可能性も十分にあったのです。
もう少し警察の対応もしっかりとしてほしいですね。

日頃はどうでも良い内容の事を、まるで蜂の巣を突く様に連日報道するマスコミ。
しかし、今回はマスコミのしつこさが良い結果に繋がった感じです。
ただ、相変わらず勝手な思い込みで話を進めていた感も否めませんが。
やれ「夜間高速バスを使って遠方に逃げた」だの「タクシーを乗り継いで横浜に向かった」だの、独自の見解を自信たっぷりに放送していました。
それをあざ笑うかのように、目と鼻の先で潜伏していたのですから、完全にマスコミは逆手に取られましたね。

いつも言っている事ですが、事実のみを伝えてくれたら良いのです。
そこに憶測や思い込みをのせて、それがあたかも真実のように報道する。
その結果がこれですからね。

高橋克也容疑者も逮捕されて、これでオウム真理教特別手配犯は全員逮捕されました。
しかし、警察の対応、マスコミの報道。
それぞれに問題がある事が浮き彫りになった結果でした。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記