2012年05月17日

減り行く田んぼ

五月も半分を過ぎて、時折夏日のような陽射しも出てきました。
もう春ではなく、初夏という方が良い気候になってきました。

そろそろ田んぼの方も田起こしが始まります。
そしていよいよ田んぼに水が張られる。
この時の風景と言うのは、本当に昔ながらの日本の風景という感じで、私は大好きです。

しかし、私の住む町の周辺では田んぼがどんどん減っています。
この1〜2年で次々と家が建ち、田んぼがどんどん姿を消して行った。
もう残っている田んぼの方が少ない。

10年前に引っ越してきた時は、家の周辺は一面田んぼが広がり、とてものどかな風景でした。
しかし、この10年で田んぼは三分の一ほどに減ってしまいました。
町が発展し、人が集まり活気づくのは良いのですが、その反面のどかな田んぼの風景が無くなるのはやはり寂しいですね。

田んぼに水が入ると、とたんにカエルの合唱が始まる。
そしてどこから出てきたのか、田んぼの中には様々な生き物が姿を現します。
おたまじゃくしはもちろんの事、田螺やアメンボ、そしてカブトエビからホウネンエビ。
まだまだ知らない生き物が沢山いる。
そんな生き物達の居場所が無くなって行くのも、やはり寂しい気がします。

田んぼをする人も年々減って行く。
専業農家はやはり厳しいのでしょうね。
時代の流れとして、農業も自営でやって行くには、もう限界なのだと思います。
田んぼを守る意味でも、農業をもっと戦略的に展開していかないとダメですね。

減ってゆく田んぼを見つめて、そんな事を思ったりしました。
とは言え、少ない田んぼにも、今年もまた水が入る。
例年よりは小さなカエルの合唱かも知れませんが、また聴ける事を楽しみに待ちたいと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記