2012年05月16日

愛のムチ

今日は水曜日。
子供達の剣道の稽古の日です。

一時期稽古を嫌がっていた長女も、最近は嫌がらずに稽古をしています。
息子も学校の部活とこちらの剣道と、両方続けて頑張っています。
次女は稽古の時間中、小さな子供達と一緒に遊んでいます(笑)
その内、この小っちゃな子クラブも、稽古に加わっていくのでしょうね。

今日の稽古では、息子はかなり厳しくしごかれていました。
かかり稽古で先生に向って行くのですが、最後はヘトヘトになって足はフラフラ。
それでも先生からは厳しく攻め立てられます。
きっと去年までの息子なら、泣いていた事でしょう。

同様に小学生の子達も、厳しく稽古をつけてもらっていました。
みんなフラフラ、体ごと飛んで行きます。
それでも必死で先生に向って行く。
先生もそれを分かっていて、さらに厳しく稽古をつけます。

フラフラになりながら、何とか必死で向って行く姿。
子供の中には泣きながら稽古をする子も多い。
そんな姿を見ている親は、みんな「頑張れ!」と思いながら、我が子の稽古を見守ります。
そして稽古が終ると、「よく頑張った」と子供達を褒めてあげます。

身体の大きさも、力もスピードも、決して勝てない。
そんな事を解っていても、先生に向って行かないといけない。
先生も全力で向ってくる事を望んでいる。
そして先生も手を抜かない。

子供達は自分で「もう限界」と決めてしまいます。
しかし、先生はその限界を越えて初めて、自分が強くなる事を知っています。
だから手加減はしません。
子供達がもうヘトヘトになりながら、泣きながらどうして良いか分からない状態ででも、必死で面を打ちに来る。
そこまで先生は子供達を追い込みます。
そして最後の最後に打ちに来た時に、「よう頑張った」という意味で、子供を受け止め抱きしめます。

稽古中は本当に子供達は辛いと思います。
泣きながら稽古をしています。
でも、稽古が終った時のすがすがしい顔は、子供達の成長が見て取れます。
辛い稽古をやり切った達成感と自信に溢れています。

これこそが本来の教育の有り方だと、私は思います。
まず試練が必要なのです。
その試練に立ち向かい、必死でもがいて頑張った時に、初めて褒めてあげる。
その方が子供達も本当の意味で誇りと自信を持てます。
何もしていないのに、褒められても子供は喜びません。

剣道は身体も鍛えますが、何よりも心が一番鍛えられると思います。
子供達にとって、とても大切なものを学ばせてくれると思います。
私の子供達も、剣道を通して、大切なものを掴み取ってほしいと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記