2012年05月09日

黒に近い灰色は白にならない

やはりと言うか当然と言うか、小沢一郎被告の無罪判決を不服として、検察代理の弁護士が控訴を決断しました。
この判断に一般感覚であれば当然と言いたいところですが、小沢一郎を指示する人達はそうでは無いようです。
「無罪判決が出たのにおかしい」と言い、小沢一郎に期待を寄せています。

私には小沢一郎に期待を寄せる意味が全く解りません。
今さら何を期待すると言うのでしょうね。
消費税増税に反対しているから?
確かに「反対だ」と言っています。
でも言っているだけですよね。

この人はいつも口ばかり。
権力で政局をゆさぶり、選挙で自分の思い通りになるようにしたいだけです。
民主党のマニフェストで「ガソリン税率廃止」を謳っていながら、真っ先に継続を決めたのは小沢一郎です。
その事を棚に上げておきながら、消費税増税には強く反対しています。
要は野田政権が消費税増税を掲げているから、それに反対する旗を揚げているだけの事。
自分の存在の強さを見せるための手段に過ぎません。

他人には厳しく注文をつけるが、いざ自分の事となると常に逃げる。
今回の裁判の事でも、国会で説明をすれば良いのだが、一貫してそれを避けています。
自分が招いた疑惑なら、自分でしっかりと説明する義務があるハズです。
今回の裁判をまるで陰謀説のように言う人がいますが、実際に収支報告にウソの記述があり、元秘書が逮捕までされています。
そして元金の4億円の出所が曖昧です。小沢一郎の証言も二転三転しています。

国会での証人喚問に応えられないのは、自分自身でウソ偽りを解っているからでしょう。
潔白だと言うのなら、堂々と国会で質問に答えれば良いだけの事です。
口先では正論じみた事を言いながら、何も行動に移さない。
それを求められると論点をずらして逃げる。

いくら政治家として多くの議員から尊敬され、権力とお金を持っていたとしても、私は人として信用できません。
口では正論を言いながら、行動が伴わない人が、本気で日本国民の事を考えているとはとても思えません。
潔白だと口で言うのなら、行動に移して是非国会でも説明責任を果たして下さい。
誰しもが黒に近いグレーだが、罪に問えるか解らないから無罪だと言う。
黒に近いグレーはどうやったって白にはならない。
潔白だと言うのなら、疑惑を全て解明し、納得できる説明が必要です。

潔白かどうかは、説明を聞いて国民が決める事です。
国会議員なんだから、国会の場で堂々と説明をしてほしいものですね。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと