2012年03月13日

地域づくり

仕事や地域、また子供の学校関連や剣道関連など。
いろんな所でいろんな人と話をする機会がある。
人って本当にいろんな人がいて面白いなぁ〜と思う。
そして「やっぱり人っていいなぁ〜」とつくづく思う。

自治会の役員になった事で、少し分かった事があります。
私は今の所に来て、10年ほど。
たまたま家を買った場所がここだった・・・というだけの話です。
ですから元から居た人にしたら、完全なよそ者という風に見えます。

ところが、私の住む町は、元々は地元民がほとんどいない地域だったようです。
本来は田んぼが広がる田園地帯だったようで、以前から住んでいる人も、せいぜい30年くらい前の人。
ですから、地元民と言う人はあまりいない。
よそ者が集まってきて一つの町ができたような所なのです。

私はこの10年間、何となく我が家だけが孤立しているような感覚でいました。
でもそうじゃ無かったんですね。
実は殆どの家族がそんな雰囲気で、この町が成り立っているようです。
だから結束力があまり無い。

隣町では夏祭りがあったりするのですが、私の町ではありません。
以前、学童立ち上げの時に、当時の区長会長さんと何度もお話をする機会がありました。
その時に「君の住む地域は、なかなかまとまり難くて難しい所だ」と言われた事があります。
確かに他の地区は都市開発等で、一気に町が出来ているので、年齢層も近くまとまりやすい。
しかし、私の町はポツポツと家が建ってきたので、年齢もバラバラです。

でも、逆転の発想をすれば、それだけ多種多様の人が集まっていると言えます。
二十代の若い家族から、ご高齢の家族まで、本当に幅広い年齢層です。
そして今までまとまれていなかったと言う事も、逆手に取れば、今後まとまれる可能性が高いと言う事です。
何せそれぞれの家族が点で存在しているだけ。
点と点が線で繋がっていけば、あっという間にネットワークが出来、コミュニケーションが生まれ、まとまりが出てきます。
そのきっかけをどう作るか?
それが自治会の大きな役割でしょう。

私は子供の頃、奄美の小さな町で育ちました。
そこは町全体が家族のような、まさしく強力なまとまりで出来た町でした。
それ故に嫌な事も沢山ありました。
何せ町の行事には強制的に参加ですし、町のどこへ行っても、知っている人ばかりです。
子供の頃から束縛されているようなイメージを持っていました。
だから、こちらに来てからは、地域との繋がりにはむしろ否定的でした。

ところが、結婚して子供が出来ると考えが変って来ます。
やはり地域の繋がりや、御近所付き合いの大切さが、身にしみて分かるようになってきた。
子育てって親の力だけでは絶対に出来ないものです。
特に我が家のように、両親が遠く離れていると、それは尚のこと。
特に何かをしてもらえる訳ではないにしても、地域の中に子供がいる事で安心します。

今はまだ点と点の家族の存在。
これが線で繋がっていける町を造っていけたらと思います。
何が出来るのか?全く未知数ですが、自分なりにできる事を少しずつやってみたいと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記