2012年03月07日

被災地の今

もうすぐ東日本大震災から一年になります。
早いですね。もう一年になるんですね。
早いようだけれども、被災した方々にとっては、あの日から時間が止まったままだと思う。
一向に進まない復旧。
瓦礫すらまだ処理出来ていない。

今日のニュースアンカーを見ていたら、瓦礫処理の進まない理由として、瓦礫を受入れてくれる自治体が少ないとの事でした。
その原因となっているのが、放射能の問題。
瓦礫に含まれる放射能を懸念して、反対する住民の声が大きいとか。
しかし、瓦礫の放射能は全く問題ない数値で、これこそ過敏な反応だと思う。

本当に住民の声が大きいのだろうか?
私には一部の人間のように思えて仕方ない。
被災地の状況を理解し、放射能の心配も無い事が分かれば、住民も受入れてくれると思う。
しかし、一部の人が過剰に騒ぎ立てれば、それが少数でも「反対」の声として大きくなってしまう。
そうなると自治体の方も簡単に「受入れる」とは言えなくなってしまう。

震災直後、あれだけ被災地を救おうと、多くの人が義援金を送り、ボランティアで参加した。
個人個人では本当に「被災地を助けたい」との思いが強いハズです。
しかし、それが自治体となると、僅か一人の反対でも、それを押し通す事は難しい。
「放射能」と言う言葉を聞いただけでも、過剰に反応し反対する人がいるのは事実です。

誰だってリスクは無い方が良い。
瓦礫を受入れて100%安全だと言えるのか?との問いに、誰もが100%安全と言い切れないでしょう。
0.01%でもリスクがあれば、それは100%安全とは言えない。
行政ともなれば、尚更それは言う事が出来ない。

しかし、100%ととは言い切れないにしても、ほぼ100%に近い状態で安全なのであれば、それは問題ないと認識すべきです。
自治体が逃げ腰なのは、何か起きた時の責任を追及されたくないからです。
「絶対に安全だと保証しろ」なんて言われたら「絶対に安全とは言い切れないから、それなら止めよう」となってしまう。
本当は政府が安全をアピールして、自治体で受入れやすくするべきなのですが、その政府が信用を失っています。
震災後の対応で完全に信用を失いました。
逆に政府が「安全です」と言うと、それはウソになってしまうのでしょうね。
瓦礫処理が進まないのは、一番は民主党政権が問題だからです。

テレビでは震災一年を特集して、様々な特番が組まれるようです。
震災を振り返るのも大事です。
命の尊さ、絆の大切さを認識するのも大事です。
でも、今目の前にある問題も、ちゃんと考えていかないといけないでしょう。

お金だけ出して、後は知らないではいけません。
被災地で出た瓦礫を、日本中で受入れて処理をする。
それが本当の復興の始まりだと思います。
本当の絆ではないでしょうか。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと