2011年03月13日

菅総理の会見を見て

地震発生から三日目です。
テレビもずっと地震の情報一色です。
まさに未曾有の巨大地震であり、その後の大津波であり、まだまだ被害状況が把握しきれていない事から、報道も地震情報を続けるしかありません。
そして、まだまだ続く余震に、新たな地震。さらには原発の問題。
暗くなってしまいそうですが、これが現状であり、私たち日本人に突きつけられた問題です。

今日の夕方、菅総理が記者会見を行いました。
「何を語るのか?」とテレビをずっと見ていましたが、途中からイライラしてしまいました。
まるで原稿棒読みの会見。言葉に全く心が篭っていません。
大変な事態である事、戦後の日本で最も危機的状況である事。
そんな事は国民全員がわかっています。

さらには日本国民が一致団結して、この危機的状況を乗り越えなくてはならない事も、みんな解っています。
国民一人ひとりが「自分に何ができるだろう?」と考えているのです。
ここで総理大臣として必要な事は、悲惨な現状を目の前にして、またテレビの画面から見て、悲痛に落ち込む国民を勇気づける事です。
そんな気持ちにさせるだけの言霊が必要なのです。
それなのに、原稿をたどたどしく読んでいるような、ぎこちない言葉。
表情も暗く、声のトーンも低い。
本当に「皆さん大変ですが、我々日本国民であれば必ず復興出来ます。共に頑張りましょう」という言葉を、心の底から発していれば、自然と身体は胸を張り、声の調子は跳ね上がり大きな声になります。
私の菅総理の会見の言葉の印象は「こう話せば国民にウケるだろう」という狙いの作文にしか聞えませんでした。

そもそも、国民に向かって「国民一人ひとりの努力によって・・・」なんてこの時期で話す事か。
今はまず被害状況を説明し、救助活動を優先し、原発の問題をクリアする。その事が最優先です。
電力不足の危機に際して、国民にお願いをするのは結構ですが、それならもっと力強くテキパキとお願いしてほしい。
暗い表情で、下向き加減の姿勢で「是非お願い致します」と言われると、物凄く国民は不安になる。
これは枝野官房長官含め、海江田・レンホウ両議員にも言える事ですが、どうも表情が暗い。
笑顔を見せろと言っているのではありません。
不安な表情を見せるなと言いたいのです。

あなた方は国民を代表された国会議員です。
国の危機的状況には、自らの生命を懸けても国を守る義務があるのです。
そして今まさにその時が来ているのです。
あなた方が不安な顔をテレビで見せると、それは国民全員の不安を煽る事になるのです。
「この国家的危機に自分の命にかけてもやり遂げる」という覚悟が必要です。
その覚悟が無いから不安になる。そして自分の責任の重さに不安になる。

まさか政権を担うと言う事が、こんなにも重く辛い事だとは思わなかったのでしょうね。
これまでは口先で綺麗事だけ言って、何とか誤魔化せたかも知れません。
しかし、今まさに日本は危機的状況に陥っています。
これを救えるのは真のリーダーシップを持った人間です。
そして何より私利私欲では無く、国のために命をも投げ出せる人間です。

菅総理並びに閣僚の皆さん。
覚悟は出来ていますか?
それが無理なら、あなた方の手で日本再生は出来ないと思います。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 22:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記