2010年12月22日

おかしな世の中

本当におかしな世の中になったものです。
尖閣諸島での中国漁船衝突事件のビデオを流出させたとして、海上保安官のsengoku38こと、一色正春氏が書類送検されました。
そして、一色氏はすでに辞表を提出しており、責任を取って職を辞する形となりました。
さらに、上司等40名近い海上保安官が処分を受ける事になった。

「国家機密を漏らした」という罪らしいが、あのビデオのどこが国家機密になるのか?
本来は国家機密では無く、日本国民が、いや全世界の人々が見るべきビデオです。
それを自分たちにとって都合が悪いから、国家機密として扱い、それがばれると機密漏えいと騒ぎ出す。
法に基づいてでは無く、自分たちの権限や感情で国を動かしています。

そもそも中国の圧力に屈して、中国人船長を釈放してしまったのが、事の始まりです。
明かな犯罪行為の人間を釈放しておいて、その事実を隠すためにビデオを封印した。
中国人船長を釈放した事を、正当化するためにはビデオの存在が邪魔だった。
国家機密として扱えば、自分たちが権力の座にいる限りは、表に出ないと考えたのでしょう。
そして、日本国民が尖閣諸島の問題を忘れ去るのを待ったのでしょう。

一色氏は自分が職を辞する事になる。
もしくは逮捕される可能性もある事もわかった上で、ビデオを出したのだと思います。
自分の事よりも、国の事を、日本国民の事を想い、罪に問われるのを覚悟の上で行動を起した。
一方の政府はどうでしょう?
中国に脅されて、日本の事よりも、自分たちが権力の座に居座る事を優先しました。
どちらが国のために働いているでしょうか。

自分たちの権力の事しか考えていない政治家に、日本が守れる訳がありません。
自分の権力のためなら、国を売る行為を「売国奴」と呼びます。
私達日本国は、今売国奴政権が国を動かしているのです。
こんな政治で日本が良くなる訳がありません。

戦前、戦後のしばらくまでは、国のため、公のために自分が働く事が普通であったのだと思います。
しかし、私が産まれた高度成長期以降、働く価値観がお金に変わって行ったのではないでしょうか?
「何のために働いているのですか?」と聞かれて「お金のため」と答える人が多いと思います。
もちろん生活するにはお金が必要ですから、それは正しい答えです。
では生活に困らない程、お金があれば働く必要はないのですか?

私達日本人が暮らしていけるのも、日本という国が成り立っているからです。
もし、日本という国が無くなれば、私達の生活は保証されません。
私達が働くのは、自分のためでもあるが、深く根っこを探っていけば、国のために働く事になる。
国が繁栄して初めて、私達の暮らしも良くなるのです。

目先のお金の事だけを考えていると、現政権のように大きく国益を損なう事でも出来てしまう。
私達日本国民一人ひとりも、「国を守る」という意識があれば、目先の事だけでなく、将来の日本の事を考えて働く事が出来るのではないでしょうか。
一人ひとりが、国のため公のために、自分が何が出来るのかを考えれば、日本は大きく変わる事ができます。
そして、自分の存在を確かめる事にもなります。

こんな自分でも国のため公のために何かが出来る。
こんな自分でも役にたつ事ができる。
そう感じれば自殺する人は激減するでしょう。

今、私達の国は、国を守るために働く人を、国を売って権力の座に居座る人が裁いています。
本当におかしな世の中になりました。
変えていかなければなりません。
私達一人ひとりの日本国民の課題です。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 00:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 私の思うこと