2010年05月19日

陣痛室にて

昨夜は赤ちゃん誕生の興奮が冷め止まぬまま、家に帰った子供達。
今日は息子が帰ってきて、宿題を終らせてから、病院に向かいました。
母子共に健康で、赤ちゃんは元気な声で泣いています。

子供達は赤ちゃんを抱っこしたくてウズウズ。
お兄ちゃんはそれなりに抱っこできますが、お姉ちゃんはまだまだ危なっかしい(^^;)
手を添えながら抱っこさせましたが、もうすでにお姉ちゃんとしてやる気だけは満々です。

昨日、陣痛室に入った時、同じように出産目前の家族がいました。
初産のようで、お母さんはとても苦しんでいました。
病棟中に響き渡るくらいの大声で、痛みと戦っていました。
そして傍には旦那さんとお母さんと思われる人が、付添っていました。
お互いカーテンで仕切っているので、顔は見えませんが、話し声で何となく解ります。

我が家の嫁さんが、そろそろ陣痛がきつくなり始めた頃、ついにお隣は分娩室へと向かいました。
残された旦那さんとお母さん、分娩室から聞えてくる妊婦さんの叫び声に、ただただエールを送っていました。
その叫び声とエールの声を聞きながら、我が家の嫁さんも陣痛が進みます。

分娩室に入ってからかなり長い時間が経ちますが、なかなか産まれる気配がありません。
時々看護師さんが状況を説明しに来ますが、初産のためかかなり苦しんでいる様子です。
他人事ながらカーテン越しにちょっと心配しながら嫁さんの腰を擦っていました。
友人の看護助手さんも、ちょっと心配しながらも嫁さんの陣痛に向き合っていました。

どれくらいの時間が経ったでしょうか?
妊婦さんの絶叫の後、元気な赤ちゃんの泣き声が聞えてきました。
それと同時に「産まれた〜」と喜ぶ旦那さんとお母さん。
私たちも思わずカーテン越しに、皆で「おめでとうございます」と声をかけていました。

しばらくして看護師さんが撮ってくれたビデオを持って来ました。
そのビデオを見ながら涙を流して喜ぶ旦那さんとお母さん。
その光景に思わずこちらも目頭が熱くなりました。
初産で苦しんでようやく産まれた赤ちゃんです。

分娩室が空いたので、友人の看護助手さんが「次はあなたの番やで〜」と言って、嫁さんにはっぱをかけました。
先に産まれた赤ちゃんも女の子。
看護師さん曰く、何故か女の子が産まれる日は続けて女の子。男の子の日は続けて男の子と、産まれる日があるらしいです。
そして我が家も女の子でした。

我が家は三人目ですので、とてもスムーズに産ませて頂きました。
(私が産んだ訳では無いので、嫁さんに「人の苦労も知らないで」って怒られると思いますが 笑)
しかし、息子の初産の時は、嫁さんも長い陣痛と闘いました。
その時の苦労が解るからこそ、お隣の出産の時には目頭が熱くなりました。

赤ちゃんを産んだお母さんも、本当に苦しんで頑張って産んだからでしょうか。
赤ちゃんが産まれた後、嬉しさと安堵感と感動で涙が止まらなかったのでしょう。
分娩室からは赤ちゃんの泣き声以上に、お母さんのわんわん泣く声が聞えてきます。
それを聞いていた旦那さん。
「おまえ泣き過ぎやろ、赤ちゃんの泣き声聞えへんがな」と、涙ぐみながらツッコンでいました(笑)

今日も病室に行くと、分娩室からは陣痛と闘うお母さんの声が聞えてきます。
日々こうして新しい命が誕生して、命のリレーをしているのですね。
生命の誕生って本当に素晴らしいです。
そして、やはり母は強いです。
世の中のお母さん達に「ありがとう」と言いたいです。

昨夜アップ出来なかったので、本日アップします。
我が家の二番目の姫です。
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posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:57 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記