2010年04月23日

涙の訳は?

歳を取ると涙もろくなる。
これは私だけではないと思います。
若い頃なら何とも感じなかったのに、何故か涙が出てしまう事ってありますよね。
特に子供が出来て家族が増えてから、この涙もろさに拍車がかかったように感じます。

私の推測ですが、若い頃には経験不足で解らなかった事が、歳を重ねて様々な苦労も喜びも経験する事で、感情が豊かになるからではないかと思っています。
特に子供の事に関しては、子育てしてみないと解らない事ばかりです。
「昔ならこんなテレビ番組では泣かなかったのに・・・」って感じている人も多いのではないでしょうか。

しかし、この「泣く」という行為に、最近異変があるようです。
私は男ですから、人前で泣くなんて、余程の事でない限り絶対にしません。
それでは女は泣くのか?泣く人もいるでしょう。
でも、嫁さん曰く、人前で泣く事への恥ずかしさがあると言います。

ところが、最近の若い子にはそれが無い子が多いらしいのです。
これはあくまでも嫁さんの仕事場で感じた事なので、実情はよくわかりません。
でも、確かにテレビ等でも、若い女の子が、泣ける映画を好んで観る様子等を見るので、人前で泣く事に、何の抵抗も無いのかも知れません。

若い子達とカラオケに行くと、皆で共感できる曲を一緒に歌って泣くのだそうです。
それもポロポロと泣くのでは無く号泣するらしいのです。
「泣いても良いんだよ」と言いながら、お互い泣いているのだそうです。
う〜ん、きっと私なら引いてしまうかも(笑)

「人前で泣く」という事に、恥ずかしさを感じないのでしょうか?
私は男ですから、余計にそれを強く感じますが、女性と言えども簡単に人前で泣けるものでしょうか?
本来は涙をこらえて、こらえて、こらえて、どうしても抑え切れなくなって溢れ出てくるのが本当の涙ではないでしょうか。

医学的にも「泣く」という行為は、ストレス解消には良いと聞いた事があります。
泣く事自体には何も問題は有りませんし、動物の中で唯一、感情で涙を流す生き物が人間ですから、泣くという行為は神聖な行為かも知れません。
しかし、あまりにも簡単に泣くのはどうか?と疑問を感じてしまったのです。

何事にも言える事ですが、私たち日本人はどんどんと精神的に弱くなっていると思います。
心が弱くなっている気がするのです。
昔は人前で泣くなんて事は、とても恥ずかしい事で、皆ぐっと我慢していたのではないでしょうか?
我慢する、こらえる、耐えるという事が、今の日本人にはあまりにも皆無です。
これも戦後の自由主義が生み出した教育の悪しき成果なのでしょうね。

泣いても良いんです。
ただ、人前での号泣はみっともない。
泣くなら物陰でこっそりと泣きましょう。
涙は人に見せるためのものではありません。
それにそんな軽々しいものでもないのです。

人前では泣かないよう、耐えて、こらえて、我慢して、それでも泣くから人はその涙に感銘するのです。
涙は女の武器。そうそう簡単に使ってしまっては、女としての魅力も半減する。
男の私などは感じるのですが、女性の皆さんどうですか?
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記