2010年04月07日

訴えてやる!!

最近あまりテレビを観ないので、今でもやっているのか解りませんが、ダチョウクラブの上島さんが、よく「訴えてやる!!」と言って笑を取っていましたね。
今でもこのネタやっているのでしょうか?
自分を自虐的に見せて相手にツッコませ、そこにすかさず「訴えてやる!!」と持って行きます。
結果が解っていながら、つい頬が緩んでしまうのは、笑として完成されたパターンなのかも知れませんね。

しかし、よく考えてみると「訴えてやる!!」と半ば脅迫じみた言葉で、笑が起きるのはそれだけ日本人が心が広いという事でしょう。
同じ事を海外で言えば、例えギャグでも笑えないのかも知れません。
特に訴訟天国のアメリカ等では、下手すると「脅迫罪」で逆に訴えられたりして(笑)

でも、笑ってはいられません。
何でもアメリカの真似をしたがる日本は、この訴訟文化までも真似し始めている気がします。
最近は何か事が起きると、メーカーを訴えたり行政に文句をつけたりする風潮があります。
明かな設計ミスや手抜き工事などは訴えて当然ですが、使い方を間違えたり、自分の不注意であっても、訴える傾向が強くなっている気がします。

これは以前もつぶやいた事がありますし、他の方のブログにもコメントしたのですが、公園の遊具等がどんどん減ってきている事と、この訴えが関連していると思います。
聞いた話によると、「子供が遊んでケガをした」というクレームで撤去されるのだそうです。
私はこれを聞いた時耳を疑いました。
子供は遊んでケガをするものです。大怪我をしないように、ちゃんと親が見守って、危ない遊び方をした時には、ちゃんと教えてあげるのが親の務めです。
自分の子供がケガをしたとして、遊具を撤去させる権利が何故あるのでしょうか?
行政もそんな一部のクレーマーにいちいち対応してほしく無いですね。

訴えるという行為が、本当に軽々しく行われている気がしてなりません。
これはやはり戦後教育の中で、自己主張ばかりがもてはやされ、権利ばかりを主張する人間が増えた事が、大きな要因ではないでしょうか。
謙虚な心を教わらずに育った人間は、自分の主張ばかりで和を大切にするという事を知りません。
主張をするのなら、まずは自身が和の中で役割を果たす方が先です。
自分の子供から目を離して、何か起きると責任を他の者に押し付ける。
まずは最低限親として、子供から目を離さないのが基本です。

「訴えてやる!!」
これで笑えている内は、まだ良いですが、このままだと本当に笑えない社会になってしまいます。
訴える者も愚かですが、それを受入れてしまう者も愚かです。
間違った主張に対しては、しっかりと反論する事が大切だと思います。
事を荒立てないのが、日本人の和を重んじる文化だと思いますが、それは謙虚な心を持った日本人同士しか解らない事です。
間違った事は「おかしい!!」と毅然とした態度で臨みましょう。
posted by island(ふくはらしゅんじ) at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 私の思うこと